株初心者の方がSBI証券で信用取引を行う際に、逆指値付き注文をした場合に表示される「未約定信用決済損」について、気になる点やその解釈について解説します。特に、2日後に8万円の損失が表示されている場合、これがどのように処理されるのか、また実際の損益とはどのように関係するのかを説明します。
1. 逆指値付き注文とは?
逆指値注文は、株式の価格が指定した価格に達した際に自動的に取引が成立する注文方法です。この注文方法では、あらかじめ自分の損失を限定するために設定されることが多いです。例えば、株価が急落した際に、指定した価格で売却し損失を抑えることができます。
SBI証券などでは、逆指値注文を入れた場合、注文が約定するかどうかは市場の動き次第です。指定した価格に達した場合にのみ、注文が実行されます。
2. 「未約定信用決済損」とは?
「未約定信用決済損」とは、まだ取引が成立していない信用取引の損失のことです。これは実際の取引が完了していないため、取引が成立する前に表示される「仮の損益」とも言えます。損益が確定するのは、取引が実際に成立したときです。
この損失が表示されているからといって、実際にその金額があなたの口座から引き落とされるわけではありません。取引が成立し、実際に決済された時点で損益が確定し、反映されます。
3. 8万円の損失は実際に取られるのか?
質問者が記載したように、「未約定信用決済損」という項目に8万円の損失が表示されている場合、この金額は現時点では仮の損益です。実際の損失が発生するかどうかは、逆指値注文が成立するかどうかに依存します。逆指値が指定された価格で実行されて初めて、その損失が現実のものとなり、確定します。
現在の損益がプラス500円ということは、逆指値がまだ実行されていない、または利益が出ている状態であり、最終的な損益は取引が成立した後に決まります。
4. 信用取引の注意点と取引後の確認方法
信用取引を行う際、リスク管理が非常に重要です。逆指値付き注文を設定している場合でも、市場が予期せぬ動きになることがあるため、常に損益状況を確認し、必要に応じて注文を変更することが大切です。
SBI証券などの証券会社では、取引後に実際の損益を口座で確認することができます。未約定信用決済損の項目が表示されている場合でも、取引が成立すれば最終的な損益は確定しますので、心配しすぎることはありません。
5. まとめ
逆指値付き注文で「未約定信用決済損」が表示されている場合、それは実際に損失が確定しているわけではなく、取引が完了するまで仮の損益として表示されています。実際に損失が発生するかどうかは、逆指値が実行されるかどうかにかかっています。取引が成立すれば、その時点で損益が確定し、口座に反映されますので、焦らず状況を確認しましょう。
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