ほうれん草市場の2国モデルを使って、自由貿易均衡における価格と貿易量を求める問題を解説します。この記事では、自国と外国の供給曲線と需要曲線を使って、輸入需要曲線と輸出供給曲線を導出し、自由貿易均衡を求め、その均衡を図に示します。
問題の設定
自国の供給曲線と需要曲線は次のように与えられています。
- 自国の供給曲線:SH = 5 + P
- 自国の需要曲線:DH = 100 – P
外国の供給曲線と需要曲線は次の通りです。
- 外国の供給曲線:SF = 2P
- 外国の需要曲線:DF = 100 – P
これらの式を使って、輸入需要曲線と輸出供給曲線を導出し、自由貿易均衡の価格と貿易量を求めます。
自国の輸入需要曲線と外国の輸出供給曲線
自国の輸入需要曲線は、自国の需要量から供給量を引いたものとして求められます。自国の需要曲線DHと供給曲線SHを使うと、輸入需要曲線は次のように求められます。
輸入需要曲線 = DH – SH = (100 – P) – (5 + P) = 95 – 2P
一方、外国の輸出供給曲線は、外国の供給曲線SFをそのまま使います。
外国の輸出供給曲線 = SF = 2P
自由貿易均衡の価格と貿易量
自由貿易均衡の価格は、自国の輸入需要曲線と外国の輸出供給曲線が交差する点で決まります。これを求めるために、次の式を解きます。
95 – 2P = 2P
解くと、P = 23.75となります。
自由貿易均衡の価格は約23.75ドルとなり、この価格での貿易量を求めることができます。自国の供給量はSH = 5 + 23.75 = 28.75百万トン、外国の供給量はSF = 2 * 23.75 = 47.5百万トンです。
したがって、自由貿易均衡における貿易量は、自国の需要量と供給量の差となり、貿易量は47.5 – 28.75 = 18.75百万トンとなります。
図による説明
以下の図は、自国と外国の供給曲線、需要曲線、そして自由貿易均衡を示したものです。交差点であるP = 23.75ドルが自由貿易均衡の価格であり、その価格での貿易量が18.75百万トンとなります。
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