楽天証券の買付可能額が減る理由とは?知らないと損する株式口座の落とし穴

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楽天証券を利用していて「買付可能額が急に減っている」と感じたことはありませんか?現物取引しかしておらず、特に大きな売買もしていないのに残高が減っていると不安になりますよね。本記事では、楽天証券における買付可能額が減る理由を、実例を交えながら詳しく解説します。

買付可能額とは?実際の預り金とは異なる点に注意

買付可能額とは、株式を購入する際に利用できる実質的な資金を意味します。これは証券口座の「預り金」や「現金残高」と完全に一致するものではなく、未決済の注文や引き落とし予定の手数料などを差し引いた残額が表示されます。

例えば、口座に30万円の現金があっても、10万円分の株式購入注文を出していれば、買付可能額は20万円と表示されます。

買付可能額が減る主な原因とは

  • 未約定の株式注文:注文が成立していない状態でも、その金額は買付可能額から差し引かれます。
  • 信用取引口座との兼ね合い:信用取引口座を開設している場合、保証金などの維持により買付可能額に影響が出ることがあります。
  • 配当金の再投資予約(DRIP):配当を現金でなく自動再投資にしていると、一時的に使用できる現金が制限されます。
  • 即時入金のタイムラグ:楽天銀行からの入金などで、画面に反映されるまで若干時間がかかるケースもあります。

配当金が入っているのに減った?その理由を解説

実際によくあるケースとして、「配当金が入って買付可能額が増えたと思ったら、いつの間にか減っている」というものがあります。これには以下のような原因が考えられます。

  • 配当金相当額の再投資処理:配当金でETFや株式の自動買付設定が行われている場合、残高が一時的に減ることがあります。
  • 税金控除による反映タイミング:配当金は課税対象ですので、税引き後の実際の入金額との差異が発生し、反映に時間がかかることも。
  • 楽天キャッシュとの連携設定:一部の楽天ポイントやキャッシュとの資金連携で、証券口座内の現金と別管理される場合があります。

確認すべき3つのポイント

買付可能額の減少が気になったときは、次の3つの点を確認しましょう。

  1. 取引履歴と注文履歴:未約定注文や自動積立注文の存在を確認します。
  2. 入出金明細:楽天銀行や他行との入金履歴、配当金の着金内容をチェック。
  3. 信用取引口座の状況:信用維持率や保証金拘束額が影響していないか確認。

トラブルを防ぐためにできること

楽天証券ではマイページから各種明細や詳細履歴を簡単に確認できます。操作に不安がある場合や不明な点がある場合は、公式サポートページでの問い合わせやチャットサポートの利用をおすすめします。

また、ログイン後に「資産状況」→「買付可能額の内訳」を確認すれば、現金のどこに拘束がかかっているのか明確に把握できます。

まとめ:買付可能額の減少には必ず理由がある

楽天証券の買付可能額が減っている場合、配当金の入金タイミング、未決済注文、信用取引の保証金など複数の要因が絡み合っている可能性があります。まずは取引履歴や注文履歴を丁寧に見直すことが解決の第一歩です。

焦らずに状況を把握し、必要に応じて楽天証券のサポートを活用すれば、不安はすぐに解消されるはずです。

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