企業の業績データを調べる場合、EDINETなどの公開された情報源を使用することが一般的です。しかし、EDINETでは過去10年分の情報しか閲覧できないため、それ以上の期間のデータを調べるためにはどのような方法があるのでしょうか?この記事では、上場企業の過去の業績データを遡る方法について解説します。
EDINETで閲覧できる情報の範囲
EDINET(エディネット)は、日本の上場企業が提出する財務諸表や有価証券報告書を確認できるサイトです。基本的には、10年分のデータまで閲覧可能であり、それ以上の古いデータは直接閲覧することができません。このため、10年以上前の業績データが必要な場合、他の情報源を探す必要があります。
EDINETを活用していることから、EDINET外の長期間のデータが必要な際には、さらに詳細な調査が必要となります。
証券取引所や金融機関のアーカイブを活用
企業の業績を調べるための他の方法として、証券取引所や各金融機関のアーカイブを活用することができます。日本の証券取引所では、過去の株主総会資料や有価証券報告書などを保管していることが多いです。これらはオンラインで提供されている場合もあるため、証券取引所のウェブサイトや投資家向け情報ページを活用することが有効です。
また、銀行や証券会社のアーカイブには過去の業績に関するレポートや投資家向け資料が保存されていることがあります。これらの資料を通じて過去のデータを遡ることが可能です。
公的な機関から過去データを取得する方法
さらに、公的機関や政府の統計データを活用することも有効です。経済産業省や財務省が提供する過去の経済統計データや企業統計は、一定期間遡ることができ、企業の業績を調べる際に役立ちます。これらのデータは無料で提供されていることも多く、利用しやすい方法です。
また、特に重要な業績データについては、政府機関に直接問い合わせることで、必要なデータを提供してもらえることがあります。
第三者機関のデータベースを利用する
過去の企業業績データを調べるために、第三者機関が提供するデータベースを活用する方法もあります。例えば、企業の財務データを集約した商業データベース(BloombergやThomson Reutersなど)は、長期間にわたる企業の業績情報を提供しています。
これらのサービスを利用するためには、契約やサブスクリプションが必要な場合もありますが、より広範で詳細なデータを取得するための手段となります。
まとめ: 10年以上前の企業業績データを調べる方法
EDINETでは過去10年分の企業業績データしか確認できませんが、証券取引所や金融機関のアーカイブ、公的機関の統計データ、第三者機関のデータベースを活用することで、さらに古いデータを取得することができます。必要に応じて、これらの方法を組み合わせることで、企業の過去の業績を遡ることが可能です。

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