テクニカル分析の中で多くのトレーダーが活用する「オシレーター系指標」ですが、RSIやストキャスティクス、MACDなどに水平線を引いて分析することで、より明確な売買判断が可能になります。この記事では、GMOクリック証券・外為どっとコム・みんなのFXといった主要FX業者で、オシレーターに水平線を引く具体的な方法を初心者にもわかりやすく解説します。
そもそもオシレーターとは何か?
オシレーターとは、価格の上下動に対する「買われすぎ」「売られすぎ」の状態を示す指標です。代表的なものに、RSI(Relative Strength Index)、ストキャスティクス、MACDなどがあります。これらは「0~100」などのレンジで動くため、特定の水準に水平線を引くことで転換点を見極める際に役立ちます。
たとえば、RSIで70に水平線を引けば「買われすぎ」の判断基準として活用できます。
GMOクリック証券のチャートで水平線を引く方法
GMOクリック証券の「プラチナチャート」では、オシレーター領域にも自由に水平線を引くことが可能です。
- チャート画面を開く
- オシレーター(例:RSI)を追加
- 画面左側の「描画」ツールから「水平線」を選択
- オシレーター領域の任意の数値(例:30や70)でクリック
引いた後は、右クリックで色や数値の調整も可能です。
外為どっとコム「外為チャート」でも使えるテクニック
外為どっとコムが提供するチャートツール「外為チャート」でも、オシレーター指標を設定後に同様の手順で水平線を追加できます。描画ツールを活用し、以下の手順で実行しましょう。
- チャート設定から「オシレーター」系を選択(例:ストキャスティクス)
- ツールバーの「ライン」アイコンから「水平線」を選択
- 任意のライン(例:20、80など)でクリックして引く
視認性の高い色でラインを設定するとトレード判断がしやすくなります。
みんなのFXの「FXトレーダー」でもライン追加が可能
みんなのFXの提供する取引ツール「FXトレーダー」やスマホアプリでも、チャートに描画ツールが備わっており、オシレーター指標にラインを追加することができます。
- まずオシレーター指標をチャートに表示
- 「描画ツール」→「水平線」を選択
- 値動きに応じた重要ポイント(例:RSI 50)に水平線を引く
特にスマホアプリでは、指でなぞるだけで直感的に操作できる点が魅力です。
水平線を活かした実践的な活用法
単にラインを引くだけでなく、売買の判断基準として設定することでトレードの精度が上がります。たとえば。
- RSIが70を超えたら「売りシグナル」
- ストキャスティクスが20以下で「買いシグナル」
- MACDのゼロラインをベースに方向性を確認
このように、水平線が判断の「基準」になることで、感情に左右されないトレードが実現できます。
まとめ:オシレーターに水平線を引くだけで相場の見え方が変わる
GMO・外為どっとコム・みんなのFXといった主要証券会社のツールでは、オシレーターに簡単に水平線を引くことが可能です。初心者の方でも描画機能を活用することで、相場の過熱感や反転ポイントを視覚的に把握できるようになります。
チャートに水平線を活用して、自分なりの売買ルールを持つことは、勝ち続けるための第一歩。ぜひ実際の取引に取り入れて、判断力を養っていきましょう。

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