上場子会社の株を個人投資家が買う方法とは?子会社化の仕組みと株保有の影響を解説

株式

株式投資に興味を持つ中で、「すでに親会社に子会社化されている企業の株は個人でも買えるのか?」「1株でも買ったら子会社じゃなくなるの?」といった疑問を抱く方も多いはずです。この記事では、子会社化された企業の株式を個人投資家が取得する方法や、子会社である条件とその変化について、具体的に解説します。

子会社でも株は市場に出回っていることがある

まず大前提として、「子会社=株が買えない」というわけではありません。上場企業の中には、親会社が過半数(50%超)の株式を保有して子会社化しているケースも多くあります。

このような企業は、「上場子会社」として、東京証券取引所などに上場を維持したまま親会社の子会社となっています。よって、その株式は通常の上場株と同様に証券口座から購入可能です。

実例:上場子会社の株式を個人で買える企業

例えば、以下のようなケースがあります。

親会社 子会社(上場) 保有比率(例)
ソフトバンクグループ ソフトバンク株式会社 約40~50%
日立製作所 日立建機 約51%(子会社)
伊藤忠商事 ファミリーマート(上場廃止前は上場子会社) 一時期50%以上

このような企業では、個人投資家も通常通り証券会社の口座から売買することが可能です。

子会社とはどのような状態を指すのか?

法律上、企業が他の企業の議決権の過半数(50%超)を保有している状態を「子会社」と呼びます。持株比率が50%を超えることで、経営方針や役員人事などに影響力を行使できるとみなされるのです。

なお、持株比率が20~50%未満の企業は「関連会社」と呼ばれ、一定の影響力はあるものの子会社には該当しません。

1株でも他人が買ったら子会社でなくなる?

答えは「いいえ」です。仮に個人投資家がその子会社の株を1株購入したとしても、それが親会社の保有比率を大きく下回らない限り、子会社である状態は変わりません

子会社であるかどうかの判断は、議決権の保有割合に基づくため、親会社が過半数を持っていれば、その他の株主が何人いても子会社のままです。

注意点:上場廃止されると買えなくなる場合も

親会社が子会社を完全子会社化(100%保有)する場合、TOB(株式公開買い付け)を通じて少数株主から株を集めることがあります。その結果、上場廃止となることがあり、この場合は市場での購入はできなくなります。

例として、かつて上場していたファミリーマートは伊藤忠によるTOBを経て非上場化され、現在では一般投資家は株を買うことができません。

まとめ:子会社株は状況次第で購入可能、1株買っても子会社のまま

すでに子会社化されている企業であっても、上場していれば通常の株式と同様に証券口座から購入可能です。また、個人が1株買ったとしても、親会社の持株比率が過半数を保っていれば子会社であり続けます

ただし、TOBや上場廃止の可能性にも注意が必要です。投資先を検討する際は、親会社との関係性や持株比率の推移も合わせて確認すると良いでしょう。

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