MT4でチャートを使用する際、実体幅(ローソク足の実際の動き)をピプス単位で測りたい方も多いでしょう。特にiPhoneを使用している場合、操作方法が少し異なるので、今回はiPhoneで実体幅をピプスで測る方法について解説します。
① iPhone版MT4で実体幅を測る基本操作
MT4アプリをiPhoneで使用している場合、実体幅を測るためにはまずチャート上で対象のローソク足を確認します。実体幅はそのローソク足の始値と終値の差となりますが、iPhoneでは「ピプス」を直接測定する機能が標準では用意されていません。しかし、目視での確認や簡易的な計算が可能です。
操作方法としては、iPhone画面をタップしてローソク足を確認し、始値と終値をチェックします。次に、チャート上でローソク足の終値から始値を引いて、その差をピプスに換算します。多くの場合、価格が小数点以下で表示されるため、ピプス計算に慣れていない方は、簡単な換算を覚えると便利です。
② MT4でピプスを計算する方法
MT4でピプスを計算する際には、基本的に価格の動きがどれだけ小数点以下で変動しているかを見ます。例えば、EUR/USDが1.2250から1.2255に動いた場合、これは5ピプスの動きになります。これは通常、小数点以下4桁目が1ピプスとなるためです。
iPhoneでも、簡単にこの動きを見てピプス換算できます。例えば、5ピプスの動きの場合、1ピプスは0.0001なので、価格の変動幅を0.0001で割り算すれば、ピプス数が出ます。この方法を覚えると、チャート上の実体幅もピプス単位で計算できるようになります。
③ ピプスを測るためのアプリ内ツール活用
MT4のiPhoneアプリでは、直感的にピプスを測る専用ツールは提供されていませんが、代わりに「ライン」や「トレンドライン」ツールを使って、2つの価格を結ぶことでおおよそのピプス数を確認できます。具体的には、ラインツールを使って、測定したい開始点と終了点にラインを引き、その間の価格差を目視で確認します。
また、トレンドラインを引いて、そのラインの長さを測ることで、価格の変動幅を測る際に役立ちます。ラインツールを使った方法は少し手間がかかりますが、慣れると非常に便利です。
④ ピプス換算を簡略化するためのコツ
ピプス換算を簡単にするために、MT4のiPhoneアプリではインディケーターを活用することも一つの方法です。ピプス表示に対応したインディケーターをインストールして、チャート上にピプス数を表示させると、計算をする手間が省け、より迅速に取引判断ができるようになります。
また、外部のウェブサイトやアプリで、特定の通貨ペアに対するピプス換算を提供しているツールも多いため、それらを活用するのも良い方法です。特に取引中に即座にピプス数を確認できるツールが役立ちます。
⑤ まとめ
iPhoneのMT4アプリを使って実体幅をピプス単位で測るには、基本的な計算方法を理解しておくことが大切です。ラインツールやトレンドラインを駆使し、価格差をピプス換算する方法が一般的ですが、インディケーターを活用すれば、よりスムーズに測定できます。最初は少し手間がかかりますが、慣れると取引の判断力が高まるので、ぜひ試してみてください。

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