新NISAでの売却時に手元に入る金額は?信託報酬や手数料の影響について解説

資産運用、投資信託、NISA

新NISAで投資をしている場合、評価金額が増えた際に実際に手元にどれくらい入るか気になるところです。例えば、SBI証券でSBI・V・S&P500インデックスファンドを保有している場合、評価金額が増えたとしても、信託報酬や手数料、税金が影響を与えることがあります。この記事では、その仕組みについて詳しく解説します。

新NISAの基本と売却時の影響

新NISAは、非課税枠で投資を行うため、通常は利益に対して税金がかかりません。つまり、利益が出た場合、その利益に対して課税されることはなく、売却後の金額がそのまま手元に入ることが一般的です。ただし、手数料や信託報酬の影響を受けることがあります。

信託報酬と手数料の影響

信託報酬は、投資信託を運用するための費用です。この費用は毎年かかり、通常、投資信託の残高に対して割合で課せられます。SBI・V・S&P500インデックスファンドの場合、年率0.07%程度の信託報酬がかかります。この信託報酬は、投資信託を売却する際に影響を与えるものではなく、保有している間に徐々に引かれます。

売却時の税金について

新NISAでは、売却時に得た利益に対して税金がかかることはありません。つまり、仮に評価金額が100万円から150万円に増えた場合、その利益50万円に対して税金が課せられることはありません。しかし、NISAの非課税枠を超える金額を投資した場合、超過分に対して課税される可能性があるため、投資額には注意が必要です。

アメリカの税金について

アメリカの税金についても気になるところですが、SBI・V・S&P500インデックスファンドは、アメリカの株式を中心に運用されています。アメリカでは配当金に対して課税されることがありますが、NISA口座内ではその配当金に対する税金は免除されます。ただし、配当金にかかる税金については、確定申告を通じて調整する場合もあります。

まとめ

新NISAを利用して投資信託を売却した場合、利益に対して税金はかからないため、売却金額はそのまま手元に入ることが一般的です。しかし、信託報酬や手数料は影響を与えるため、これらを考慮に入れた上での計算が必要です。アメリカの税金についても、NISA口座内であれば免除されることが多いため、注意深く運用を行いましょう。

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