MINKABUで過去の株価を効率よく調べる方法|目的の日付を素早く検索するテクニック

株式

株式投資の検証やポートフォリオの管理において、過去の株価データを確認することは欠かせません。中でも「MINKABU(みんかぶ)」を利用して過去の株価を調べている方も多いと思いますが、ページ送りで日々の株価を遡る作業は非常に手間がかかります。本記事では、MINKABUで効率よく目的の期日の株価を確認するための方法をわかりやすく解説します。

MINKABUの時系列データ機能の基本

MINKABUでは、企業ごとの株価ページから「時系列データ(株価推移)」を確認することができます。これは上場企業の株価が日付順に一覧で表示される非常に便利な機能ですが、現状ではページごとの表示しかなく、日付検索や期間指定が直接的にはできない仕様となっています。

そのため、古い株価を調べる場合は何ページも遡る必要があり、目的の日付にたどり着くまでに大きな手間がかかるのです。

目的の期日の株価を早く調べる方法

以下のような手順を使えば、MINKABUの構造上の制限をカバーしつつ、素早く目的の株価にたどり着くことが可能です。

  • ブラウザの「ページ内検索機能」を活用する:時系列表ページを表示したら、Ctrl + F(Macなら⌘ + F)で検索窓を出し、調べたい日付(例:2020/04/01)を入力。
  • URLに「ページ数」を直接入力する:ページ送りで表示されるページ番号を観察し、URLの最後の「page=」に任意のページ番号を入力することで、任意の範囲に一気にジャンプできます。
  • 日付の目安からページ数を逆算する:1ページ=約20日分であることをもとに、おおよその年数差 × 12ヶ月 × 20日 ÷ 20行 = 必要なページ数を計算。

例えば、現在が2024年5月で、2019年4月の株価を調べたい場合は、約5年=60ヶ月=およそ300ページ前後が目安となります。

ExcelやCSVでの一括取得という選択肢

MINKABUでは直接CSV形式で時系列データをダウンロードできる機能は提供されていませんが、以下のような代替手段があります。

  • ヤフーファイナンス:株価の時系列データがCSV形式でダウンロード可能。期間指定での抽出も可能。
  • マネックス証券や楽天証券の口座開設者専用ページ:会員向けに株価履歴をダウンロードできる場合があります。
  • TradingViewやInvesting.com:一部銘柄についてはExcelダウンロードやチャート上でのカーソル読み取りが可能。

特にヤフーファイナンス(https://finance.yahoo.co.jp/)では、画面上の「時系列」を開いて「期間指定」検索が可能で、操作も非常にシンプルです。

より効率的に過去の株価を探すための小技

調べたい日付が明確な場合は、次のような手段も有効です。

  • Google検索を活用:「銘柄コード 株価 2018年4月1日 site:minkabu.jp」のように検索すると、該当する記事やチャートがヒットすることがあります。
  • キャッシュ表示を確認:古いページがGoogleに残っていることがあり、「キャッシュを表示」で目的日付が含まれているかを確認できます。
  • Webアーカイブを使う:https://web.archive.org/ にて過去のMINKABUページが保存されていれば、閲覧可能なことがあります。

どうしてもMINKABUにこだわる場合は、これらの工夫を組み合わせて、時間短縮につなげるとよいでしょう。

まとめ

MINKABUでは直接的な日付検索機能や期間指定ダウンロード機能はありませんが、URLジャンプ・ページ内検索・他サイトとの併用などで効率よく目的の日付にアクセスすることが可能です。特定日付の株価をすばやく調べたい方は、ヤフーファイナンスなどの活用も検討しつつ、MINKABUは参考資料の一つとして位置づけるのが現実的です。

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