「何も分からないけれど、将来のために資産運用を始めたい」と考える方にとって、証券口座の選び方や最初の一歩は非常に重要です。特にお子さんの学費や生活資金を確保しながら、1500万円というまとまった資産をどう運用すればよいのか、不安を感じるのは当然です。この記事では、知識ゼロでも理解できるように、SBI証券を使った資産運用の基本をやさしく解説します。
まずは証券口座を開設しよう:SBI証券で十分
SBI証券は初心者にも使いやすく、取扱商品も多く、手数料も低水準なため、「初めての証券会社」として最もおすすめです。スマホで簡単に口座開設ができ、NISAやiDeCoにも対応しています。
まずは「総合口座」「つみたてNISA口座」の2つを開設しましょう。学費を意識するなら、iDeCoよりも途中で引き出せるNISAの方が柔軟に対応できます。
運用目的を明確に:貯蓄・教育・余裕資金の3分類
1500万円の資産をすべて運用に回すのはリスクがあります。まずは資金の目的別に3つに分けましょう。
- 生活防衛資金(300〜500万円):現金のまま銀行に
- 教育資金(500〜700万円):中リスク・中リターンの投資信託で分散運用
- 余裕資金(300〜700万円):リスクを取れる範囲で株式・ETFなど
子どもが都立高校進学を考えている場合、公立は学費が抑えられる分、大学進学資金を見据えた準備がポイントになります。
つみたてNISAで毎月の積立投資をはじめる
まずは、つみたてNISAで月3万〜5万円の積立から始めましょう。おすすめの投資信託は以下の通りです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド
- 三菱UFJつみたて先進国株式インデックスファンド
これらはいずれも長期保有に適しており、10〜20年後の大学資金づくりに向いています。
YouTubeでおすすめの学習チャンネル
以下のYouTubeチャンネルは、初心者向けに非常に分かりやすく、信頼性も高いです。
これらを毎日10分ずつでも見れば、半年後には「投資って怖くない」と思えるようになります。
SBI証券以外にやっておきたいこと
SBI証券を中心にして問題ありませんが、以下も検討するとさらに安心です。
- 楽天証券の開設:ポイント投資や使いやすさで評判
- ジュニアNISA口座(〜2023年終了、継続運用可):子ども名義の運用も選択肢
- 学資保険(利率は低め):資産の一部を安全にキープする手段
ただし、最初から複数口座を使いすぎると管理が煩雑になるため、まずはSBI一本で慣れてから、必要に応じて広げましょう。
まとめ:無理なく続けられる仕組みづくりを
投資は「勉強し続けながら、生活に支障なく、続けること」が一番大切です。毎月の積立額は、「生活を苦しめない範囲でコツコツと」が原則です。SBI証券を活用して、つみたてNISAから始め、投資信託を毎月積み立てるだけでも十分に資産形成は可能です。
1500万円という資産を守りながら増やすために、少しずつ学び、少しずつ実行していきましょう。「分からない」ことは、スタートラインに立った証拠です。あなたの将来の安心につながる、大切な一歩です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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