2024年から新NISA制度がスタートし、多くの人が積立投資を始めています。特にS&P500への投資は人気が高く、初心者でも「これでいいのか?」「将来どれくらいになるのか?」と気になるところでしょう。この記事では、毎月10万円の積立を行っている方が、10年後にどのくらいの資産を築けるのか、税金はかかるのかなどをわかりやすく解説します。
新NISA制度では運用益はすべて非課税
まず大前提として、2024年から始まった新NISA制度では、年間360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)まで非課税で投資が可能です。そして運用益には税金が一切かかりません。
つまり、仮に10年後に元本1,200万円が1,500万円になった場合でも、差額の300万円に対して税金(通常なら20.315%)はかかりません。全額がそのまま自分の資産として受け取れます。
S&P500への投資とは?初心者にも強い味方
米国の代表的な株価指数「S&P500」は、アップルやマイクロソフト、アマゾンなどを含む米国の主要企業500社で構成されています。長期で見ると非常に安定した成長をしており、過去30年の平均年利回りは約7〜9%とされています。
この成長率をベースに、将来の資産を予測することができます。
10年後に1500万円を超える可能性は?
毎月10万円を10年間積み立てると、元本は1,200万円です。仮にS&P500の年平均リターンが以下のようであった場合、将来の資産額は次のようになります。
年利回り | 10年後の予測資産額 | 超えるか? |
---|---|---|
5% | 約1,552万円 | ○ |
7% | 約1,678万円 | ◎ |
9% | 約1,820万円 | ◎ |
3% | 約1,395万円 | △ |
年5%以上の利回りが続けば、1500万円は十分に射程圏内です。ただし、相場は上下するため、数年単位でマイナスになることもあることは理解しておきましょう。
積立投資の「時間」と「継続」の力
S&P500のような株式指数は、一時的に下がることがあっても長期的には右肩上がりで成長してきました。だからこそ「時間を味方にする投資」が重要です。
今のようにスタートしてから半年で約5%上昇しているなら、かなり順調なペース。焦って売ったりせず、コツコツと継続することが最も大切です。
まとめ:非課税のままコツコツ続ければ夢は現実に
毎月10万円の積立を10年続けた場合、元本1,200万円が年5〜7%のリターンで運用されると、1,500万円以上に成長する可能性は高いです。そして、新NISAならこの利益に税金がかかることはありません。
これからも「コツコツ、長く、売らずに」が基本です。経済の変動に一喜一憂せず、積立設定をそのまま「放置する力」こそが、資産形成の最強スキルなのです。

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