株式投資において、PER・PBR・ROEは「企業の価値を測る3大指標」として非常に重要です。しかし、数字が絡む指標は覚えるのが大変…という方も多いでしょう。この記事では、誰でも覚えやすいように語呂合わせや具体例を交えながら、PER・PBR・ROEの意味と計算方法をわかりやすく解説します。
PER(株価収益率):株価の割安さを測る指標
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
語呂合わせ:「ぺらっと株価はEPSで割る」と覚えましょう。「ぺら(PER)」と「割る(÷)」がポイント。
例えば、株価が2,000円でEPSが200円なら、PER = 2,000 ÷ 200 = 10倍。この値が低ければ低いほど、割安とされる傾向があります。
PBR(株価純資産倍率):企業の純資産と比較して株価が高いか安いか
PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
語呂合わせ:「ぴーぶらり 株価でBPSを割る」。PERと同じく株価を上に置くので、構造も似ています。
例えば、株価が1,000円でBPSが500円なら、PBR = 1,000 ÷ 500 = 2倍。PBRが1倍未満なら「解散価値より安い」とされ、割安のサインになることもあります。
ROE(自己資本利益率):株主が投資した資金に対してどれだけ利益を出しているか
ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
語呂合わせ:「ろーえーは 利益で資本を割る」。利益をどれだけ効率的に使っているかを示す指標です。
例えば、純利益が1億円で自己資本が10億円なら、ROE = 1億 ÷ 10億 × 100 = 10%。ROEが高い企業ほど、効率的に利益を生み出していると言えます。
3指標を一気に覚える語呂合わせまとめ
指標 | 式 | 語呂合わせ |
---|---|---|
PER | 株価 ÷ EPS | ぺらっと株価はEPSで割る |
PBR | 株価 ÷ BPS | ぴーぶらり 株価でBPSを割る |
ROE | 純利益 ÷ 自己資本 | ろーえーは 利益で資本を割る |
視覚的に覚えたい方は、日本取引所グループなどの公式サイトで実際の企業データを確認しながら計算練習するのがおすすめです。
指標を使った分析のコツと注意点
PERやPBRは「相場環境」や「業種」によって基準が変わります。たとえば、成長企業はPERが高くなりやすく、資産型企業はPBRが重視されやすいです。ROEは企業努力による部分が大きく、安定的に高い値を維持している企業は評価されやすい傾向があります。
いずれの指標も「他の企業と比較する」「業種別平均と比べる」「数年分の推移を見る」ことで、より正確な判断が可能になります。
まとめ:PER・PBR・ROEは投資判断の基本!楽しく覚えて賢く使おう
PER・PBR・ROEは、株式投資の基礎知識として必須の指標です。それぞれの計算式と意味を語呂合わせや具体例で覚えることで、自然と理解が深まります。
一度覚えてしまえば、企業分析の精度がグンと上がるはず。まずは気になる企業の数字を使って、自分で計算してみるところから始めてみましょう!

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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