FXで時間がないときに有効な利確・損切り設定と自動決済管理のコツ

外国為替、FX

FX取引において、常にチャートを監視するのは難しいものです。仕事中や睡眠中にも相場は動くため、自動で利確や損切りを設定して取引を管理することは非常に重要です。本記事では、時間がないトレーダーのために、利確・損切りを事前に設定しつつ、柔軟に対応できる注文管理の方法について解説します。

利確と損切りを自動で設定する方法

FXでは多くのプラットフォームで「OCO注文」や「IFD注文」「IFDOCO注文」といった自動決済設定が用意されています。これらを活用することで、エントリーと同時に利確・損切りの水準を設定することができます。

例えば、100.00円で買いエントリーした場合に、101.00円で利確、99.00円で損切りというような形で設定することが可能です。これにより、チャートを見ていなくてもリスク管理された取引ができます。

決済後に注文を取り消すという考え方

一度決済されたポジションに付随していた利確・損切り注文は、多くのプラットフォームでは自動でキャンセルされる設計になっています。つまり、注文が執行されてポジションがなくなれば、他の注文は不要と判断されて取り消されるのです。

ただし、これがうまく機能するかどうかは、使用しているFX業者やプラットフォームの仕様によるため、事前に確認することが重要です。特に「楽天FX」や「MT4」などを使用している場合は、マニュアルやカスタマーサポートで自動取消設定の可否を調べておきましょう。

おすすめの注文方法:IFDOCO注文の活用

IFDOCO注文は、「新規注文+利確+損切り」が1セットになった注文方式で、利便性が非常に高いです。時間がないトレーダーにとって、エントリーと同時に出口戦略までセットで管理できるこの方式は理想的です。

例えば、下記のような注文が可能です。

注文種別 価格 内容
新規 100.00円 買い
利確 101.00円 売り
損切り 99.00円 売り

いずれかの注文が成立すると、他方は自動でキャンセルされます。これにより、片方の約定後にもう一方の注文が残ることを防げます。

MT4を使った注文管理の注意点

楽天証券のMT4口座を利用している場合、標準のMT4ではIFDOCOのような高度な注文はできません。ただし、スクリプトやEA(エキスパートアドバイザー)を導入することで、IFDOCOに近い動作を自動化することは可能です。

たとえば、MT4用の無料スクリプト「OneClickTradingScript」などを使えば、新規エントリー後に利確・損切りを自動設定することが可能です。また、決済後に他の注文をキャンセルする機能があるものも存在します。

まとめ:自動決済の仕組みを理解して安全に取引を

FX取引において、時間がない時にこそ、自動での利確・損切り設定が非常に効果的です。特にIFDOCO注文を活用することで、損失リスクを管理しながら、チャンスも逃さず利益確定が可能になります。MT4などのプラットフォームによっては追加ツールの活用も検討し、自分に合った方法を見つけて取引の自動化を進めていきましょう。

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