初心者にもわかる日経平均インデックスファンドとは?仕組み・特徴・選び方を徹底解説

株式

株式投資の初心者から上級者まで幅広く利用されている「日経平均インデックスファンド」。個別株の取引に慣れた方でも、その仕組みや実際の銘柄の違いについては意外と知られていません。この記事では、日経平均インデックスファンドについて噛み砕いて解説します。

そもそも日経平均とは?

日経平均株価(通称:日経225)は、日本を代表する225社の株価をもとに計算される株価指数です。東京証券取引所の一部上場企業の中から選ばれた企業で構成され、日本経済の動向を示す指標として使われます。

例えば、トヨタ自動車、ソニーグループ、ユニクロのファーストリテイリングなどが日経平均に含まれる代表的な銘柄です。

インデックスファンドとは何か?

インデックスファンドとは、ある特定の株価指数(インデックス)と同じ動きを目指す投資信託です。つまり、投資家は個別株を選ばなくても、指数全体の成績に連動した運用成果を得ることができます。

たとえば、日経平均に連動するインデックスファンドを購入すれば、間接的に日経平均を構成する225社すべてに分散投資しているのと同じ効果が得られます。

日経平均インデックスファンドの特徴

この種のファンドは次のような特徴があります。

  • 低コスト:アクティブファンドに比べ運用コスト(信託報酬)が低め
  • 分散投資:1本で225社に投資できる
  • 手間いらず:個別株の分析や選定が不要

そのため、忙しい会社員や投資初心者にも人気があります。

どんな銘柄がある?ETFとの違いも解説

日経平均に連動するインデックスファンドは、以下のような銘柄があります。

  • ニッセイ日経225インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • たわらノーロード 日経225

また、ETF(上場投資信託)という形でも日経平均に連動する商品があり、これは株のように市場で売買できるタイプです。代表的なものに「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投資信託(銘柄コード:1321)」があります。

日経平均インデックスファンドのメリットとデメリット

メリット:リスク分散ができる、少額から投資できる、長期保有に向いている

デメリット:個別株のように大きな値上がり益を狙うのは難しい、日経平均自体が下落すればファンドも下がる

例えば、ある年に日経平均が全体としてマイナスだった場合、どんなに人気のファンドでもマイナス運用になります。

どう選べばいい?初心者のための選び方のポイント

信託報酬の低さ運用実績ファンド規模などが選定のカギになります。eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が業界最低水準であり、多くの投資家から支持を集めています。

また、つみたてNISA対象商品を選ぶことで、税制優遇も受けられる点がメリットです。

まとめ

日経平均インデックスファンドは、日本の代表的な企業に広く分散投資ができ、初心者にも扱いやすい金融商品です。個別株よりも手間がかからず、長期的な資産形成に向いています。信託報酬や取り扱い証券会社を比較し、自分に合ったファンドを見つけることが、資産運用の第一歩となるでしょう。

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