SBI証券の口座を解約したいと思ったとき、手元に届く「証券口座廃止届書」。この書類をどう書けばよいのか、解約完了後は何が届くのか、不安に思う方も多いでしょう。本記事では、SBI証券の口座解約に関する手続きの流れと注意点を詳しく解説します。
口座解約の基本フロー
SBI証券の口座を解約するには、口座内の残高をすべてゼロにし、必要書類(主に証券口座廃止届書)を記入・返送することで完了します。
具体的な流れは次のとおりです。
- 保有商品(株式、投資信託等)をすべて売却・移管
- 預り金を銀行口座に出金
- SBI証券に「証券口座廃止届書」の郵送を依頼
- 届いた書類に必要事項を記入し、返送
- 後日、解約完了の通知が届く(またはネット口座から確認)
証券口座廃止届書の記入ポイント
証券口座廃止届書には以下の項目が記載されています。
- 氏名・住所
- 口座番号
- 捺印または署名
- 変更事項(ある場合)
変更がなければ、名前・日付・署名欄のみを記入し返送でOKです。念のため、記入例が同封されていないか確認しましょう。
解約後に届くものと確認方法
SBI証券では、解約が完了すると基本的に郵送での通知はありません。以下のように確認します。
- ログイン不可になる(数日〜2週間後)
- 口座内で出金処理が完了しているか確認
- 必要に応じてカスタマーサポートへ照会
証券会社によっては「解約完了通知書」などを送付する場合もありますが、SBI証券はその限りではないため、オンラインでの確認が中心です。
よくあるトラブルと注意点
以下のような点でトラブルが起こることがあります。
- 残高がゼロでない(配当金や売却代金の未受領)
- NISA口座が別途存在している
- 記入漏れや書類の紛失
事前に「口座内の資産が完全に清算されているか」「NISAやiDeCoなどの他制度口座が紐づいていないか」をチェックしましょう。
カスタマーサポートに連絡すべきケース
以下のようなケースでは、書類返送だけで手続きが完了しない可能性があります。
- 名義変更を伴う場合
- 相続などによる解約
- 法人名義の口座解約
不明点がある場合や例外処理が必要なときは、SBI証券の公式サイトからカスタマーサポートに問い合わせるのが確実です。
まとめ|焦らず確認しながら進めよう
SBI証券の口座解約は、基本的には残高をゼロにして「証券口座廃止届書」を返送するだけで完了します。変更点がなければ署名のみでOKですが、念のため不備がないか確認しましょう。
解約完了の通知は郵送で届かないことが多いため、ログインできなくなったか・資金が出金されたかなど、自分で確認することも重要です。不安があれば、遠慮なくSBI証券へ問い合わせましょう。

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