SBI証券では不正アクセスや不審な操作から顧客の資産を守るため、取引制限(ロック)やアプリへのアクセス制限などが実施されることがあります。とくに最近は「アプリも制限されるのか?」という疑問がユーザーから多く寄せられています。この記事では、SBI証券のセキュリティ対策の仕組みや、アプリが制限対象となる理由について解説します。
そもそもSBI証券の「取引制限」とは?
SBI証券では、不審なアクセスや不正利用が疑われるときに「取引制限(口座ロック)」が行われます。これは、不正出金やなりすましなどから顧客を守るための措置です。
例えば、海外からのアクセス履歴が検出された場合や、通常と異なるデバイスやIPアドレスからのログインがあった場合に自動でロックがかかるケースがあります。
なぜアプリまで制限されるのか?
「アプリは安全だから制限されないのでは?」と考える方もいますが、実際にはアプリもログイン認証と連動しているため、アカウント自体にロックがかかると、アプリの利用も制限対象になります。
とくにSBI証券のスマホアプリは「スマート認証NEO」などを利用して本人確認を行っているため、アカウントの整合性が取れない場合はアプリ側からの取引も停止されます。
制限される原因となる代表的な行動
以下のような行動が、不正と誤認される可能性があります。
- VPNや海外のIPアドレスを使ったアクセス
- 短期間に何度もパスワードミス
- 登録情報と異なる名義での入金や出金指示
- フィッシング詐欺被害の可能性があるアクセス
心当たりがない場合でも、AIが自動検知してアカウントロックがかかることがあるため注意が必要です。
「かんたん積立」アプリは対象外か?
SBI証券の「かんたん積立」アプリは一部の操作に特化した補助的アプリであり、単体では直接の取引制限が行われないこともあります。ただし、ベースとなる証券口座が制限されている場合、アプリでの設定変更や閲覧も制限される可能性が高いです。
つまり、アプリが使えるか否かは「口座状態に依存している」ということになります。
万が一ロックされた場合の対処法
万一口座やアプリがロックされてしまった場合は、以下のように対処しましょう。
- SBI証券のカスタマーセンターに電話(本人確認あり)
- 登録メールアドレスへの通知内容を確認
- 再ログイン可能な状況かブラウザ版で確認
平日であれば、比較的早くロック解除が可能です。ただし、被害防止の観点から手続きは慎重に行われます。
まとめ:アプリも例外ではない。不正対策として理解を
不正アクセスやリスクの兆候がある場合、SBI証券ではアカウント単位で取引制限が行われ、アプリもその影響を受ける場合があります。これはユーザーの資産保護を最優先とした措置であり、利便性よりも安全性が重視されています。
日常的に使う「かんたん積立」アプリなども含めて、セキュリティリスクへの対策として定期的なパスワード変更や認証強化を行うことが大切です。

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