日本銀行が主催する学生向けの金融・経済分野のコンテスト「日銀グランプリ～キャンパスからの提言～」において、東京経済大学は長年にわたり高い評価を受けています。特に、経済学部の石川雅也准教授が指導するゼミナールの活躍が際立っています。
日銀グランプリとは
「日銀グランプリ」は、日本銀行が2005年度より開催している、大学生を主な対象とした金融・経済分野の小論文・プレゼンテーションコンテストです。学生が金融・経済に関心を持ち、日本の現状と将来について自ら考えるきっかけを提供することを目的としています。
毎年、全国の大学から多数の応募があり、書類審査を通過したチームが日本銀行本店での決勝大会に進出し、プレゼンテーションと審査員との質疑応答を行います。
東京経済大学の受賞歴
東京経済大学は、これまでに日銀グランプリで以下のような実績を収めています。
- 第20回（2024年）：石川雅也ゼミの2チームが決勝大会に進出し、最優秀賞と敢闘賞を受賞。
- 第19回（2023年）：石川雅也ゼミの2グループが奨励賞を受賞。
- 第18回（2022年）：石川雅也ゼミのチームが最優秀賞を受賞。
- 第15回（2019年）：石川雅也ゼミのチームが最優秀賞を受賞。
これらの実績は、東京経済大学の学生が高い研究能力とプレゼンテーションスキルを持っていることを示しています。
石川雅也ゼミの取り組み
石川雅也准教授が指導するゼミナールでは、学生が実社会の問題に対して積極的に提案を行うことを重視しています。例えば、第20回日銀グランプリでは、「家計の排出量取引参入スキーム『FCC』による脱炭素行動の強化」や「価格転嫁促進のための提案 ～マッチングフォーム KAKAKUTENKAの覇道～」といったテーマでプレゼンテーションを行い、高い評価を受けました。
これらの提案は、現代社会が直面する課題に対して、学生ならではの視点と創造力を活かしたものであり、実現可能性や社会的意義が評価されました。
学生の声と今後の展望
受賞した学生たちは、日銀グランプリへの参加を通じて、チームでの協働や問題解決能力、プレゼンテーションスキルの向上を実感しています。また、実社会の課題に対して自らの提案が評価される経験は、今後のキャリア形成にも大きな影響を与えています。
東京経済大学では、今後も学生の実践的な学びを支援し、社会に貢献できる人材の育成に力を入れていく方針です。
まとめ
東京経済大学は、日本銀行主催の「日銀グランプリ」において、継続的に高い評価を受けています。特に、石川雅也准教授が指導するゼミナールの学生たちは、実社会の課題に対して独自の視点と提案力を発揮し、最優秀賞をはじめとする数々の賞を受賞しています。これらの実績は、同大学の教育の質の高さと学生の能力の高さを示すものであり、今後のさらなる活躍が期待されます。
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