豪ドル・NZドル・ポンドでFX取引する魅力とリスク|主要通貨とどう違う?

外国為替、FX

FXといえば米ドル円が定番ですが、オーストラリアドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)、イギリスポンド(GBP)といった通貨ペアにも魅力があります。これらの通貨は値動きが大きく、短期トレードには最適な場面も多いです。本記事では、それぞれの通貨の特徴と、どんなトレーダーに向いているかを具体的に解説します。

豪ドル(AUD)の特徴と値動き

オーストラリアは資源国であり、鉄鉱石や石炭などの輸出が経済を支えています。そのため、中国経済との相関性が高いのが特徴です。

たとえば中国の経済指標や発表に反応して、豪ドルが上下に大きく動くことがあります。政策金利も比較的高めで、スワップポイント狙いにも適した通貨です。

NZドル(NZD)の特徴と注意点

ニュージーランドも資源・農産物輸出国であり、こちらもオセアニア系通貨として豪ドルと似た動きをします。ただし、市場参加者が少ないため流動性が低く、価格が飛びやすいという特徴があります。

特に指標発表時などは大きなヒゲをつける動きがあるため、ストップロスを置かずに取引するのは非常にリスクがあります。

イギリスポンド(GBP)のボラティリティと攻略法

ポンドは“暴れ馬”とも言われるほど値動きが激しい通貨です。欧州時間に活発に動く傾向があり、ニュースや政治的イベントで一気に100pips以上動くこともあります。

ブレグジット時などは特に不安定な動きが見られました。とはいえ、レンジブレイクやトレンドフォローが機能しやすく、戦略次第では利益を取りやすい通貨でもあります。

主要通貨(ドル円・ユーロドル)との違い

米ドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)は、流動性が高く安定した動きが特徴です。それに対してAUD、NZD、GBPは、値動きがダイナミックで、チャンスも多いがリスクも大きいという傾向にあります。

特にスキャルピングや短期デイトレードを好むトレーダーにとっては、豪ドルやポンドは魅力的な選択肢となります。

実例|ボラティリティの比較

2024年のある一週間で、ドル円はおおむね100pipsの値幅でしたが、同期間でポンド円は約300pipsの動きがありました。このように動きの大きさ=利益機会の多さとも言えますが、逆に損切り幅が大きくなる可能性もある点に注意が必要です。

一方、豪ドルNZドル(AUD/NZD)は動きが緩やかなことが多く、レンジ戦略やボリンジャーバンドを活用したトレードが適しています。

まとめ|通貨の特徴を活かせば戦略の幅が広がる

AUD、NZD、GBPはいずれも独自のクセと値動きがあります。トレンドが出たときの破壊力は魅力ですが、リスク管理が甘いと痛手を負うことにもなりかねません。

米ドル円やユーロドルでは物足りないと感じたら、これらの通貨でチャンスを狙ってみるのも一つの戦略です。自分のスタイルに合った通貨を見つけることが、FXで長く生き残る秘訣になります。

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