NISAが趣味の大学生は間違ってる?お金の使い道と“好き”をどう両立させるか考える

資産運用、投資信託、NISA

「大学生のうちはもっと遊んだ方がいい」「今しかできない経験をすべきだ」——そんな声に囲まれている中、NISAへの投資に情熱を注ぐ学生もいます。世間的な“正解”と、自分の“好き”がズレているとき、どのようにバランスをとるべきなのでしょうか?

大学生に求められる「お金の使い方」は本当にひとつ?

世間では「大学生=経験に投資する時期」とされることが多く、旅行や趣味、友人との交際費にお金を使うべきという価値観が強くあります。

しかし、それはあくまで一つのモデルケースに過ぎません。「何にお金を使うのが満足度が高いか」は人によって異なるのです。

NISAに投資することが“趣味”であるという価値観

NISAを通じて資産を育てていくプロセスに幸福感を感じるというのは、ある意味で「資産形成型の趣味」と言えます。

例えるなら、筋トレ好きがジムに通って体を鍛えるように、投資が好きな人はポートフォリオを育てていくことに快感を覚えるのです。

自己満足と社会性のはざまで悩むとき

自分は満足しているのに、周囲の「もっと遊びなよ」という声にプレッシャーを感じてしまうのはよくあることです。

社会的期待にすべて応える必要はありませんが、完全に無視するのも孤立感を招くリスクがあります。

だからこそ「他人の期待」と「自分の満足度」の折り合いを、自分なりに見つけることが重要です。

投資一辺倒で生活が圧迫されていないかチェックする

もし「一人暮らしが厳しい」「食費や交際費を削ってでもNISAに入れたい」となっている場合は注意が必要です。

未来の自分のために今の生活が壊れてしまっては本末転倒。生活費や緊急資金を確保したうえで投資を続けることが大前提です。

バランスの取り方:ルールを決めてみる

  • 収入のうち「〇%まで」を投資に回す
  • 月に一度は趣味や交際に使う予算を確保する
  • 投資額を減らさずに「無料or低コスト」で楽しめる趣味を探す

このように、「NISA一辺倒」ではなく「NISA+生活+小さな娯楽」とバランスをとる意識があると、外部の目にも安心感を与えられます。

長期的には「経済的自立」こそ最大の自由

大学時代に投資の経験を積み、資産を育てていく姿勢は、将来の大きな財産です。

誰よりも早く経済的リテラシーを磨いているあなたは、むしろ周囲より一歩リードしているとも言えるでしょう

まとめ

NISAが趣味である大学生という生き方は、誰にでも理解されるわけではありませんが、自分にとっての“好き”に正直であることは大切です。

大事なのは「投資」と「生活」と「他者とのつながり」の3つを崩さず、どれもバランスよく保つこと。ルールを作って自分の価値観を尊重しつつ、他人の意見にも耳を傾ける柔軟さが、これからの人生をより豊かにしてくれるでしょう。

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