MetaTrader5(MT5)アプリを誤ってアンインストールし、再インストール後にログインしようとした際、「口座が認証されません」と表示されてログインできないトラブルに遭遇することがあります。パスワードが正しい場合でも起こりうるこの問題について、考えられる原因とその対処法を初心者にもわかりやすく解説します。
まず確認すべき基本情報
再ログイン時には以下の情報を正確に入力する必要があります。
- 口座番号(ログインID)
- パスワード
- サーバー名(例:BrokerName-Real、BrokerName-Demoなど)
この3点のうち、特にサーバー名が間違っていると、「認証できません」というエラーが出るケースが非常に多いです。
サーバー名の確認と入力ミスに注意
サーバー名は各ブローカーが複数持っており、間違ったサーバーを選んでいるとログインできません。アプリのログイン画面で「新しい口座」を選択し、ブローカー名で検索 → 正しいサーバー名を選択してください。
たとえばXMなら「XMTrading-Real 10」「XMTrading-Demo 3」などのように複数あります。証券会社から送られてきたメールや会員ページで正確なサーバー名を確認できます。
パスワードはメイン口座のものか確認
MT5では、閲覧用の「投資家パスワード」と取引用の「メインパスワード」があります。投資家パスワードではログイン自体は可能ですが、取引はできません。
ログインエラーが出ている場合は、再確認としてメインパスワードであるかチェックしましょう。必要ならブローカーの会員ページから再設定も可能です。
MT5アプリのキャッシュや古い構成が原因の場合
再インストール直後は、端末のキャッシュやアプリの初期設定が不完全な状態になっていることがあります。
対処法としては。
- 端末を再起動
- MT5アプリの再インストール(2回目)
- アプリのアップデート確認
これらで正常に認証できるようになることがあります。
ブローカー側の一時的な障害の可能性も
稀にですが、ブローカーのサーバー側でメンテナンスや通信障害が起きている場合があります。特に週末のシステム更新や取引時間外ではログインエラーが出やすくなります。
その際は、Forex Factoryなどのサイトでブローカーのステータスやメンテナンス情報を確認するとよいでしょう。
口座が凍結・無効になっている場合
長期間ログインしていない、あるいは初期入金未完了のデモ口座では、口座自体が無効化・凍結されている場合があります。
この場合は新規口座を開設するか、サポートに口座復旧を依頼する必要があります。
まとめ:MT5の再ログインで確認すべきチェックリスト
1. 口座番号・パスワード・サーバー名を再確認
2. 正しいサーバーを選択しているか(検索機能を活用)
3. MT5アプリや端末を再起動/再インストール
4. ブローカー側の障害情報もチェック
5. 口座自体が失効していないかを確認
これらを順に確認していけば、多くのケースでログインエラーは解消できます。それでも解決しない場合は、ブローカーのサポート窓口に直接問い合わせましょう。

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