インスタでの“株案内アカウント”は危険?しげゆき氏のような投資勧誘の見分け方と注意点

株式

近年、InstagramなどのSNSで“株の案内”や“投資指導”をうたうアカウントが急増しています。中には、親しみやすさを装って個人情報を収集し、詐欺的な投資勧誘へ誘導する悪質なケースもあります。今回は、そうしたアカウントの仕組みやリスク、見分け方について解説します。

「しげゆき」のようなアカウントが狙うのは“信頼関係”

一見、丁寧で優しい口調で接してくるこの種のアカウントは、まずはあなたとの信頼関係を築くことを目的としています。そのために「年齢は?」「投資経験ありますか?」といった質問で、会話を続けようとします。

こうしたやり取りの裏には、“初心者”や“お金に不安がある人”を見つけ、後に有料サービスや怪しい投資案件に誘導する意図が潜んでいることが多いです。

なぜ年齢や個人情報を聞いてくるのか?

年齢や職業、投資経験などを尋ねる理由は、相手の経済状況や知識レベルを把握し、勧誘の戦略を立てるためです。たとえば、若くて投資未経験者なら「簡単に稼げますよ」という話で引き込みやすく、年配者であれば「老後の備え」として不安を煽るなど、アプローチが変わります。

加えて、個人情報を悪用して外部業者に転売したり、詐欺グループのターゲットリストに加えられる可能性もあるため注意が必要です。

こうした“株の案内系アカウント”の典型的な特徴

次のような特徴があるアカウントには注意が必要です。

  • プロフィールに「自由な生活」や「投資で人生変わった」などの言葉が並ぶ
  • DMでやたらと質問してくる
  • LINEや別アプリへの移動を求めてくる
  • 「無料で教えます」と言いつつ、最終的に有料サービスへ誘導
  • 実績の裏付けが曖昧な収益画像を投稿

特に、「今すぐやらないと損」や「誰でも稼げる」などの言葉を使うアカウントは要注意です。

被害事例も多発!無視する・ブロックするが最善策

実際にこうしたアカウントに騙され、「高額なセミナーに申し込まされた」「仮想通貨の詐欺に巻き込まれた」などのトラブルは後を絶ちません。

少しでも不審に感じたら、DMのやり取りをすぐにやめ、アカウントをブロックすることが最善です。また、既に個人情報を伝えてしまった場合は、SNSの設定で情報非公開にする、信頼できる第三者に相談することも重要です。

安全に投資を学ぶには?

信頼できる情報源から投資を学ぶには、以下の方法が安全です。

  • 金融庁が認可した証券会社の提供する無料コンテンツ
  • 日経新聞や投資専門誌のオンライン講座
  • 日本FP協会のセミナーや相談会

こうした正規の方法であれば、過度な勧誘や個人情報の悪用などのリスクを避けることができます。

まとめ:インスタの“投資系アカウント”は慎重に見極めて

「しげゆき」のような親しげなアカウントであっても、その背後にある意図を見抜くことが大切です。SNSは手軽に情報収集できる反面、詐欺の温床にもなりやすい場です。

不審なDMは無視、そしてブロック。投資は信頼できる情報源から学び、安心・安全な環境で始めましょう。

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