株式投資において、大納会(年末最終取引日)の終値は年間パフォーマンスを確認するための重要な指標です。特に長期投資や年度比較を行う際に、過去の終値データを参照する機会は多くあります。この記事では、個別銘柄の各年の大納会終値を調べる方法を具体的にご紹介します。
大納会とは?確認すべき理由
大納会は、日本の証券取引所における年内最後の営業日です。通常12月30日(休日の場合は前倒し)に開催されます。
年度ごとの株価の変化を比較したり、年末年始の相場動向を分析したりする際には、この日の終値が基準になります。
証券会社のツールで過去株価を調べる
まずは各証券会社が提供している過去株価検索ツールを活用するのが基本です。以下のようなサービスが便利です。
特定の日付(12月30日など)で終値を絞り込んで見ることができるのが特徴です。
日本取引所グループ(JPX)の公式情報
JPX(日本取引所グループ)のウェブサイトでは、「上場会社情報検索」などから各銘柄の過去終値をCSV形式でダウンロードできます。
また、統計資料として年次の「株価時系列データ」も公開されており、Excelなどで加工・集計することも可能です。
有料・無料の株価データベースを活用する
次に便利なのが、無料もしくは有料の株価履歴データベースサイトです。
- 株探(kabuoji3.com):過去20年以上の終値を無料提供
- モーニングスター:日付指定でチャート終値を確認可能
- Yahoo!ファイナンス:各銘柄の「過去の株価」を日別で表示
たとえば「トヨタ自動車」の大納会終値(2023年12月29日)を調べたい場合、上記サイトで日付を指定すれば即座に確認できます。
ExcelやGoogleスプレッドシートでの記録管理
毎年の大納会終値を手元で管理するなら、スプレッドシートで表形式にまとめておくのが便利です。
例えば以下のように管理しておくと、銘柄比較や年次成績の把握が容易になります。
年 | 銘柄 | 終値(大納会) |
---|---|---|
2023年 | トヨタ自動車 | 2,412円 |
2022年 | トヨタ自動車 | 2,175円 |
まとめ:大納会終値は投資戦略の基盤
大納会の終値は、年単位の株価推移や成績を評価するために欠かせないデータです。信頼できるツールを活用し、必要に応じて記録・整理しておくことで、投資判断にも大きな役割を果たします。
本記事を参考に、ぜひ自分のポートフォリオを振り返る「年末レビュー習慣」を始めてみてください。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント