ゲーム業界を代表する企業、任天堂(ニンテンドー)は多くの投資家にとって魅力的な銘柄です。しかし、個別株で購入するのではなく、インデックスファンドを通じて間接的に投資したいと考える方も多いでしょう。本記事では、任天堂が含まれる主なインデックスファンドやその選び方について詳しくご紹介します。
任天堂が構成銘柄に含まれる代表的なインデックス
任天堂は、時価総額が大きく、日本を代表する企業のひとつであるため、以下の主要な株価指数に組み込まれています。
- TOPIX(東証株価指数):東証プライム全銘柄が対象で、任天堂も含まれます。
- JPX日経インデックス400:財務健全性や資本効率の高い企業が選ばれる指数で、任天堂も採用されています。
- MSCIジャパンインデックス:グローバルな投資家に人気のあるMSCI指数の一部。
- FTSE Japan Index:海外ETFで採用されやすい指標で任天堂を含みます。
- ナスダック・ジャパンインデックス(旧任天堂ADRを対象):米国市場を通じて任天堂ADRに投資するタイプのものもあります。
任天堂株を含む具体的なインデックスファンド
以下に任天堂が含まれるファンドの一例を紹介します。これらのファンドを購入することで間接的に任天堂株に投資できます。
ファンド名 | 運用会社 | 対象インデックス |
---|---|---|
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 三菱UFJアセット | TOPIX |
ニッセイTOPIXインデックスファンド | ニッセイAM | TOPIX |
iFreeTOPIXインデックス | 大和アセット | TOPIX |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJアセット | MSCI ACWI |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | FTSE Global All Cap |
たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、全世界の株式市場に分散投資しており、その中に日本株、ひいては任天堂も含まれます。
組入比率はそれほど高くない点に注意
インデックスファンドにおける任天堂の組入比率は通常1%未満であることが多く、ファンド全体のパフォーマンスに与える影響は限定的です。任天堂に大きく賭けたいのであれば、個別株やテーマ型ETFの方が適しています。
しかし、リスクを抑えつつ任天堂を含む成長企業にも分散投資したい方にとって、TOPIX連動型などは非常に有効な選択肢です。
テーマ型ファンドや海外ETFでの任天堂投資
任天堂は「ゲーム」「エンタメ」「グロース株」などをテーマにしたETFにも含まれることがあります。
たとえば米国市場に上場する「iShares MSCI Japan ETF(EWJ)」などは、日本の主要企業に幅広く投資するETFで、任天堂もその構成銘柄のひとつです。
まとめ:分散か集中か、目的に応じた選択を
任天堂株は、多くの日本株・全世界株インデックスファンドに含まれています。TOPIXやMSCIジャパンなどを対象としたファンドを選べば、自然と任天堂に投資していることになります。
一方で、任天堂の成長性に賭けたいなら、ETFや個別株での投資も検討してみてください。自分のリスク許容度や投資目的に応じて、最適なスタイルを見つけましょう。

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