松井証券ネットストック・ハイスピードでの返済予約と手動利確の正しい操作方法とは?

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松井証券のネットストック・ハイスピードを使ったトレードでは、事前に返済予約を設定して自動的な利確や損切りを行うことが可能ですが、相場の動きに応じて手動で利確したい場面も出てきます。この記事では、返済予約の取り扱い方と、手動での利益確定を行う際の具体的な操作方法について詳しく解説します。

返済予約とは?あらかじめ設定するメリット

返済予約とは、新規建てと同時に利益確定や損切りの注文を設定しておく機能です。たとえば「買い建て+-10円で返済予約」を設定すると、株価が下落して10円下がった際に自動で損切りが実行されます。

これにより、相場を常に見張る必要がなくなり、急な変動にも対応できるというメリットがあります。しかし、状況によってはこの予約が足かせになる場面もあるのです。

手動で利確したい場合の基本的な手順

相場が上昇し、利益が出ているタイミングで「自分の判断で売りたい」と思った場合には、まず返済予約を取り消す必要があります。予約が残っている状態では、新たに売り注文を出そうとしてもエラーになることがあります。

操作手順は以下の通りです。

  • ① 返済予約一覧を開く
  • ② 対象銘柄の予約を選択し「取消」
  • ③ 通常の「返済注文」から成行または指値で売り注文を出す

このように、返済予約はあくまで自動化された注文であり、手動注文とは併用できない点に注意が必要です。

実例:返済予約を外してから利確したケース

たとえば、ある銘柄を500円で買い、「-10円で損切り」設定をしていた投資家が、株価が530円まで上昇したため自ら成行で売却したいと判断。このとき、返済予約を取り消さずに売り注文を出したところ、エラーメッセージが表示され、結局株価が525円に下がったタイミングで再度注文し直したという事例があります。

このようなトラブルを避けるためには、利確の意志が固まった時点で速やかに予約取消を行い、注文を出すことが肝心です。

返済予約の取り消しにかかる注意点

返済予約を取り消す際、タイミングによってはシステムの都合で取り消しが間に合わないこともあるため、余裕を持って操作を行いましょう。特に寄付き直後などの相場が荒れる時間帯は、反映に時間がかかることがあります。

また、松井証券では約定済みの注文に対しては予約取消ができないため、返済予約の状況(有効・取消済・約定済)をしっかり確認してから操作を行うことが重要です。

まとめ:ネットストック・ハイスピードで柔軟な利確を実現するために

松井証券ネットストック・ハイスピードでは、返済予約によるリスク管理と、相場に応じた手動での利確の両立が可能です。ただしそのためには、予約注文の状態を正しく把握し、必要に応じて取消・再注文する操作に慣れておくことが不可欠です。

事前にデモや少額取引で操作を確認しておくことで、本番でのミスを防ぐことができます。投資を成功させるためには、戦略だけでなくツールの使いこなしも大切です。

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