ハイテク銘柄に集中的に投資する「FANG+(ファングプラス)指数」は、米国を中心に注目を集めているテーマ型インデックスです。なかでも「FANG+レバレッジETF」は、その値動きを2倍にしたETFとして人気がありますが、日本の投資家にとって購入方法が少しわかりにくいのが現実です。本記事では、FANG+レバレッジETFがどこで買えるのか、日本から購入する方法、投資信託との違いなどを詳しく解説します。
FANG+指数とは何か?
FANG+とは、Facebook(現Meta)、Apple、Amazon、Netflix、Google(現Alphabet)などを中心としたテクノロジー企業に加え、TeslaやNVIDIAなど10銘柄で構成される米国の成長株インデックスです。
この指数はNASDAQが提供しており、GAFAM+αのパフォーマンスを反映するため、ハイリスク・ハイリターンを狙う投資家から人気があります。
FANG+レバレッジETFとは?
FANG+のレバレッジETFとして代表的なのが、米国上場の
- BMO REX MicroSectors FANG+ Index 3X Leveraged ETN(ティッカー:FNGU)
- MicroSectors FANG+ Index -2X Inverse Leveraged ETN(ティッカー:FNGD)
などです。これらは日々の指数変動の2倍〜3倍の値動きを目指すETFです。
米国市場に上場されており、日本の証券会社を通して購入するには、外国株取引口座の開設が必要です。
日本からFANG+レバレッジETFを購入する方法
主に以下の証券会社でFANG+レバレッジETFを取り扱っています。
- SBI証券:米国株口座でFNGUなどのETFを直接購入可能
- 楽天証券:米国ETF対応、ティッカー入力で検索可能
- マネックス証券:ETF取り扱い銘柄が豊富で、手数料も安め
いずれも、外国株口座の開設と、ドルへの為替交換(円→ドル)が必要になります。
投資信託との違いと注意点
FANG+に投資する国内の投資信託も存在します。代表的なのは「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」です。
これは日本円で購入でき、為替ヘッジあり/なしの選択肢もありますが、レバレッジ機能はありません。また、ETFに比べて信託報酬がやや高い点にも注意が必要です。
FANG+レバレッジETF投資のリスクと心得
FANG+レバレッジETFは値動きが非常に大きく、短期売買向けの性格があります。中長期保有ではパフォーマンスが指数と乖離する可能性があるため、相場観に自信のある人向けです。
また、レバレッジ型は日々の騰落率に対して倍率がかかるため、連日上下動を繰り返す相場では期待したリターンが得られないこともあります。
まとめ:FANG+レバレッジETFはどう使うべきか?
FANG+レバレッジETFは、米国市場に上場されており、日本の大手証券会社の外国株口座から購入可能です。投資信託とは違い、ダイレクトにFANG+の動きに連動し、より大きな利益も狙えますが、リスクも大きいため注意が必要です。
- 日本から購入するには外国株口座が必要
- 短期〜中期の値動きに敏感な運用スタイル向け
- 長期保有目的なら投資信託の方が安定性あり
自身の投資スタンスに合わせて、ETFか投資信託かを選び、FANG+の成長性を上手に取り込んでいきましょう。

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