近年、資産形成への関心が高まる中、公務員の間でも投資を行う人が増えています。安定した給与収入をベースに、将来への備えとして積極的に資産運用を進めるケースが目立ちます。本記事では、公務員の投資の実態やおすすめの投資手法、注意点などを解説します。
公務員でも投資している人は増えている?
以前は「投資=ギャンブル」といったイメージを持つ人もいましたが、最近ではiDeCoやNISA制度の普及により、資産形成の一環として投資を始める公務員が増えています。金融リテラシーの高まりも要因の一つです。
特に40代~50代の国家公務員や地方公務員の間で、「退職金や年金だけでは不安」「将来の医療費や介護費に備えたい」という理由から、安定型の投資をする人が多く見られます。
公務員に人気のある投資先とは?
公務員に人気の投資先は、主に以下のような安全志向の資産が中心です:
- 全世界株式・先進国株式インデックスファンド(例:eMAXIS Slimシリーズ)
- 日本の高配当株(例:三菱HCキャピタル、NTTなど)
- iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAを活用した長期積立
例えば、月3万円をつみたてNISAで運用し、残りの余裕資金を高配当株で分散投資するといった方法が一般的です。
投資額の目安はどのくらい?
投資額は人それぞれですが、50代国家公務員で2,000万円超の運用実例もあります。平均的には30代~40代で500万~1,000万円前後、50代で1,000万円以上投資している人も多いようです。
月収から生活費・教育費・住宅ローンなどを差し引き、無理なく投資できる額を設定することがポイントです。ボーナスを一部投資に回す人も多いです。
公務員として気をつけたいルールと注意点
公務員には「信用失墜行為の禁止」などの服務規定がありますが、個人で行う投資は原則として問題ありません。ただし、以下の点には注意が必要です:
- 職務上知り得た非公開情報を利用してのインサイダー取引は禁止
- 業務時間中の取引や執務用端末での操作は避ける
- FXや仮想通貨など高リスク商品への過剰投資には注意
また、投資で損失を出した場合も、そのリスクは自己責任となるため、リスク管理は徹底しましょう。
二刀流戦略:高配当株×インデックス運用の魅力
高配当株とインデックスファンドの「二刀流」は、配当による安定収入と資産成長の両立を目指す手法です。高配当株で現金収入を得つつ、インデックスで長期の値上がりを狙うことで、バランスの取れた運用が可能になります。
具体的には、JTや花王などの安定配当銘柄と、eMAXIS Slim 全世界株式などのインデックスファンドを組み合わせるとよいでしょう。
まとめ:公務員でも堅実に資産形成は可能
公務員という安定した立場を活かし、時間を味方につけてコツコツ投資を継続することで、将来の安心につながります。法令遵守を守りつつ、NISAやiDeCoなどの制度を活用することが、無理のない資産形成のカギです。
情報収集を怠らず、自分に合ったスタイルで投資を進めていきましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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