新NISAを楽天証券で始めようと考えている方の中には、「楽天ポイントはどうやって貯まるの?」「成長投資枠の株に固定資産税はかかる?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、楽天カード積立に関するポイント付与の仕組みや、株式所有時の税金についてわかりやすく解説します。
楽天証券で新NISAを始めると楽天ポイントは貯まる?
楽天証券では、楽天カードで積立設定を行うと、毎月の積立額に対して楽天ポイントが付与されます。基本的には「楽天カード決済(クレジットカード)」を利用した積立が対象です。
2024年現在、楽天キャッシュでの積立投資に切り替えることで最大0.5〜1.0%程度のポイント付与が可能になっています。楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、その後楽天キャッシュで投信積立を行うのがより高還元率な運用方法です。
引き落とし口座は楽天銀行でなくてもポイントは付く?
楽天カード決済であれば、UFJ銀行など他行を引き落とし口座にしていても、楽天ポイントは付与されます。ポイント還元の条件は「楽天カード払いで積立を行うこと」であり、引き落とし先の銀行が楽天である必要はありません。
ただし、楽天証券×楽天銀行×楽天カードの「楽天経済圏」セットにすることで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が最大化され、トータルでのポイント還元はさらに高くなる傾向があります。
固定資産税はかかる?成長投資枠で購入した株式の場合
結論から言えば、上場株式に対して固定資産税が課されることはありません。固定資産税は土地や建物などの不動産に対して課される地方税であり、株式や投資信託などの金融資産は対象外です。
たとえば、NISA口座でトヨタ株や米国ETFを購入して保有していても、保有しているだけでは一切課税されません(非課税運用がNISAの最大のメリットでもあります)。
年末調整や確定申告は必要?
新NISA口座での株式運用で利益が出ても、売却益や配当金が非課税となるため、原則として年末調整や確定申告の対象とはなりません。
ただし、以下のようなケースでは確定申告が必要になる場合もあります。
- 一般口座・特定口座とNISA口座を併用しており、損益通算をしたい場合
- 外国税額控除を申告して還付を受けたい場合
基本的にNISA単独での運用であれば、税務手続きの負担は非常に軽いのが特徴です。
楽天ポイントと資産運用を賢く両立する方法
楽天証券での資産形成では、以下のような工夫をすることでポイントと運用益の“二重取り”が可能になります。
- 楽天カードで楽天キャッシュにチャージし、楽天キャッシュで投資信託積立
- 楽天銀行とのマネーブリッジで普通預金金利アップ
- 楽天市場での買い物と連携してSPUポイントをさらに獲得
毎月の投資額がそのままポイントになり、長期運用の複利効果と合わせて資産形成が加速する仕組みです。
まとめ:楽天カード積立でポイントは付く、株式に固定資産税はかからない
楽天証券で新NISAを始める場合、楽天カード決済であれば銀行口座に関係なくポイント付与の対象となります。また、成長投資枠で購入した株式については固定資産税の課税はなく、年末調整も不要です。
楽天ポイントを上手に活用しながら、非課税制度の恩恵を最大限に受けて、効率的な資産形成を進めましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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