SBI証券の積立投資で銀行引落後に買付されない原因とは?考えられる理由と確認ポイント

資産運用、投資信託、NISA

SBI証券で積立投資を設定していても、銀行口座から引き落としが行われたのに「買付余力不足」となり発注できないケースがあります。本記事では、特に毎月20日の自動発注で起こりやすいこの現象について、原因と確認すべきポイントを解説します。

📌 仕組みを理解:SBI証券の積立スケジュール

積立設定の際に「毎月○日に発注」と指定していると、その日付の前営業日に銀行口座から資金が引き落とされ、証券口座に着金して初めて発注処理が行われます。

ただし、銀行によっては着金のタイミングが発注処理に間に合わないことがあり、買付余力不足と判定される場合があります

🔍 よくある原因①:引落金額の変更と反映タイミングのズレ

前月に積立額を増額した場合、設定が即座に反映されていない可能性があります。

例:6月に3万円→5万円に増額設定した場合、7月の引落金額が旧設定のままで、証券口座に入金された金額が不足し、買付が行われないケースが実際に報告されています。

📱 よくある原因②:スマホ機種変更によるアプリ再設定漏れ

iPhoneやAndroidでスマホを機種変更した場合、セキュリティ強化の観点から、再ログイン後の再認証や設定の一部が無効化されることがあります。

積立設定自体は残っていますが、「引落口座設定」が解除状態になることもあり、その結果買付が行われないトラブルが起きています。

💸 引き落とされたのに資金が戻ってこない理由

買付に失敗した場合でも、引き落とし済みの資金は自動で証券口座に移管され、通常は翌営業日以降に「買付余力」として表示されます。

その資金は口座に滞留しており、手動で再投資するか、次回の積立時に繰り越し使用することが可能です。

✅ チェックすべきポイント一覧

  • 証券口座の「入出金履歴」で、該当日近くの資金移動を確認
  • 積立設定で「増額・変更」がいつ反映されたかを見る
  • スマホ再設定後の「口座引落設定」が正しく再登録されているか
  • 「取引履歴」ではなく「買付履歴」に該当取引が記録されているか

📞 それでも解決しない場合の対応策

SBI証券カスタマーセンターにて、以下を伝えると対応がスムーズになります。

  • 発注予定日(例:毎月20日)
  • 引落しされた日付と金額
  • 口座の種類(NISA/特定など)
  • 直近のスマホ機種変更や積立金額変更の有無

まとめ

SBI証券で積立投資が発注されなかった場合、引落金額・タイミング・設定反映状況・スマホ再設定の影響など複数の要因が考えられます。

取引履歴や入出金状況をしっかり確認し、不明な点はカスタマーサポートに早めに問い合わせることで、次回の積立を確実に成功させましょう。

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