中国株・BYD株を購入するには?取扱証券会社と買い方を徹底解説【2025年版】

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近年、電気自動車(EV)市場で急成長を遂げている中国の自動車メーカー「BYD(比亜迪)」は、多くの個人投資家からも注目されています。しかし、日本の主要ネット証券では中国株の取り扱い停止や縮小が相次いでおり、どの証券会社でBYD株を購入できるのか悩む方も多いはずです。本記事では、現在BYD株を取り扱っている証券会社とその購入方法を詳しく解説します。

なぜSBI証券で中国株が買えなくなったのか

SBI証券では、2023年後半から中国株(香港市場含む)の取り扱い制限が強化され、一部の個別銘柄の新規買付ができなくなっています。その背景には、香港市場の取引コストの上昇、取引制度の変更、そして個別株投資のリスク管理強化の意図があるとされています。

とくにBYDなどの人気株でも制限対象となり、既存保有株は売却可能でも、新規買い付けができない状態が続いています。

現在BYD株を購入できる主要な証券会社

以下は、2025年現在でBYD株(1211.HK/BYD Company Limited)を購入可能な国内外の証券会社です。

証券会社 中国株取扱 特徴
マネックス証券 中国・香港株の取扱が豊富。日本語サポートもあり安心。
楽天証券 一部銘柄のみ。BYDの取り扱いは時期により変動。
サクソバンク証券 外国株に強く、香港株も直接買える。手数料はやや高め。
海外証券(例:インタラクティブ・ブローカーズ) 英語に対応できれば直接取引も可能。手数料安。

上記のうち、日本国内の初心者におすすめなのは「マネックス証券」です。特に香港市場の主要銘柄を継続的に扱っており、スマホアプリからも取引可能です。

実際の購入方法と注意点

BYD株は香港証券取引所(HKEX)に上場しており、ティッカーシンボルは「1211.HK」です。国内証券会社で香港株を買うには、以下の手順が一般的です。

  • 証券会社で口座開設(外国株取引に対応していることを確認)
  • 外国株用の口座に資金を入金(円→香港ドルへの為替両替が必要)
  • 香港株式の検索画面から「1211.HK」などでBYD株を検索
  • 購入数量と注文方法(成行・指値など)を入力して注文

為替リスク・取引時間の違い・取引手数料などにも注意が必要です。

ADR(米国預託証券)でBYD株を買うという選択肢

BYD株は「BYDDY」というADR(米国店頭市場OTC)でも取り扱いがあります。これは米ドル建てでBYD株に投資できる仕組みで、米国株を扱う証券口座(SBI証券、楽天証券など)でも購入可能です。

ただし、流動性が低く、香港市場よりも株価が乖離している場合もあるため、短期売買には不向きです。長期保有を前提としたい方向けの選択肢です。

まとめ:中国株取引の今後と柔軟な証券会社選びの重要性

中国株を取り巻く環境は変化が激しく、取扱のある証券会社も流動的です。BYDのような有望株に投資したい場合は、マネックス証券やサクソバンク証券を中心に、常に最新情報をチェックしつつ口座を使い分ける柔軟性が求められます。

取扱停止や制限のリスクも考慮し、複数の証券口座を保有しておくことで、チャンスを逃さず投資を継続することができます。

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