ふるさと納税でお米以外に選ばれている返礼品とは?コスパと満足度から考えるおすすめ品

資産運用、投資信託、NISA

物価高の影響を受け、ふるさと納税で定番だった「お米」のコスパが下がってきたと感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、お米に代わる返礼品として今注目されている商品を紹介し、選び方のポイントも併せて解説します。

お米の価格上昇とふるさと納税への影響

2023年以降の天候不順や資材費・燃料費の高騰により、全国的に米価が上昇しています。これに伴い、ふるさと納税の返礼品としてのお米も寄付額に対しての還元率が下がってきており、1万円の寄付で10kg→8kg前後といった自治体も目立ちます。

特にコスパ重視の方にとって、以前より魅力が薄れたと感じる傾向が見られています。

お米の代替として人気の高まる返礼品

お米以外にも日常使いできる実用性の高い返礼品が注目されています。以下のカテゴリは近年特に人気です。

  • 冷凍食品・お惣菜セット:下処理済みの魚・肉・ハンバーグなど。保存性・調理の簡便さが魅力。
  • トイレットペーパー・ティッシュ:日用品系は家計に直接貢献。
  • 飲料・ミネラルウォーター:箱買いしにくい重たい商品を返礼品で。
  • フルーツ加工品:ジャムやゼリー、冷凍フルーツなど、保存性が高く品質も安定。

特に冷凍食品系は「量・質ともに満足度が高い」として、子育て世帯や共働き家庭に重宝されています。

還元率で見たおすすめジャンル

返礼品のコスパを見極める指標となるのが「還元率(市場価格÷寄付額)」です。お米の還元率は2024年時点でおおよそ25~28%。一方、冷凍お惣菜セットや日用品は30%前後に達することもあり、内容によってはお米より割安感があります。

たとえば1万円の寄付で得られる例として。

返礼品 内容量 市場価格 還元率
冷凍ハンバーグセット 10個入り(約1.5kg) 3,000円相当 約30%
トイレットペーパー 96ロール 2,800円相当 約28%
新米こしひかり 8kg 2,400円相当 約24%

人気の変化と「ストック系返礼品」の増加

近年は「ストックできること」が返礼品選びの条件となっており、冷凍・常温保存可能な商品の需要が拡大中です。

特に地方の水産加工品(干物、漬け魚、缶詰など)は、鮮度の良さと保存性の高さが両立しており、リピーターも多いジャンルとなっています。

ふるさと納税を賢く活用するには

お得さだけでなく、「使いやすさ」「保存しやすさ」「家計補助性」を軸に返礼品を選ぶと満足度が高まります。

また、複数自治体に分けて寄付することで、異なるジャンルを組み合わせられ、年間を通して多様な商品を受け取ることが可能です。

まとめ

ふるさと納税でお米のコスパが下がっている今、冷凍食品・日用品・飲料などへのシフトは非常に理にかなっています。

保存が利く上に生活に直結した商品は、家計の助けにもなりやすく、実用性と満足度の高い選択肢となるでしょう。用途と好みに合わせて、上手に返礼品を選びましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました