投資余力があるとき、S&P500のようなインデックスに追加で積立するか、個別株へチャレンジするかは多くの投資家が直面する悩みです。それぞれのメリット・リスクを理解したうえで、自分の目的に合った選択をすることが大切です。
S&P500追加投資のメリット
S&P500は米国を代表する企業500社で構成される指数で、世界的に人気のインデックスファンドです。分散性が高く、長期的なリターンが安定している点が魅力です。
たとえば、過去30年平均で年間7〜9%のリターンを出しており、初心者にも優しい投資先と言えます。特に今すでに積立NISAで継続投資しているのであれば、同じ資産クラスへの追加は管理がしやすく、リスクブレも抑えられます。
個別株投資の可能性とリスク
一方で、個別株は当たり外れが大きくなります。すでに保有されているNTT(1720株)やソフトバンク(100株)などは、高配当銘柄としても注目されますが、集中投資気味になる点には注意が必要です。
たとえば、NTTが将来ドコモ完全子会社化による構造改革に失敗した場合、価格下落の影響が資産全体に直結してしまいます。つまり、個別株投資を続けるなら業種の分散を意識する必要があります。
2万円投資の選択肢を比較
投資先 | メリット | リスク |
---|---|---|
S&P500追加 | 分散性・安定性・リバランス容易 | 目新しさに欠ける |
個別株 | 高リターンの可能性 | 集中投資による変動リスク |
表のように、安定性を重視するならインデックス投資の追加、攻めの姿勢なら個別株という選択が基本になります。
戦略的なハイブリッド案も検討
資産形成をしながら投資スキルを磨くために、1万円ずつS&P500と個別株に分けて投資する「ハイブリッド型」も有効です。これにより、リスクとリターンのバランスを取りながら、成長機会を逃さず投資できます。
また、個別株に挑戦する場合は、ITや医療など将来性のあるセクターを小額から分散投資するETF(例:QQQやVHT)なども選択肢に入ります。
まとめ:投資目的とリスク許容度で判断を
追加の2万円は「安定と成長」のどちらを求めるかで選び方が変わります。リスク許容度が低い場合はS&P500の追加投資が堅実で、リスクを取ってでも成長を狙いたいなら個別株やETFに目を向けてみましょう。
いずれにせよ、ポートフォリオ全体のバランスを見直し、投資目的と照らし合わせながら冷静に判断することが成功のカギです。

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