TradingViewで日経平均・S&P500・ナスダックの騰落率を特定日から比較表示する方法

株式

複数の株価指数を特定日(例:7月11日)からの騰落率で比較するには、TradingViewの「比較」機能と「価格スケール設定」を組み合わせて使うのが最も効率的です。この記事では、日経平均(NI225)、S&P500(SPX)、ナスダック総合指数(IXIC)を基準日からの騰落率で同時表示する手順を丁寧に解説します。

ステップ1:基準となるチャートを開く

まず、TradingViewのチャート画面で「日経平均(NI225)」を開きます。検索バーに「NI225」と入力し、東証のデータ提供元(TVCなど)を選択してください。

日経平均を基準チャートとし、そこに他の指数を比較として追加していく形で操作します。

ステップ2:「比較」機能で指数を追加する

チャート上部のメニューから「比較」アイコン(2本の線グラフが交差するマーク)をクリックし、「SPX」「IXIC」などを検索して追加します。追加後、それぞれの指数が別色の線で表示されるようになります。

ここでは次のティッカーを入力しましょう。

  • S&P500:SPX
  • ナスダック総合:IXIC

追加後、すべてのラインが同一チャート上に重ねて表示されます。

ステップ3:パーセントスケールに切り替える

チャート右端の価格スケール部分を右クリックし、メニューから「パーセントスケール」を選択してください。これにより、各指数が「基準日を0%」とした騰落率で表示されるようになります。

この設定により、価格そのものではなく、相対的な値動き(何%上がったか・下がったか)で比較できます。

ステップ4:7月11日を基準日として設定

チャート下部のタイムバーから「7月11日」を探し、その日付までスクロールします。次に、右クリックで「アンカー表示位置」または「リプレイ」機能を使って、チャートをその日からスタートさせることができます。

より簡単に基準日からのパフォーマンスを見るには、日付カーソルを7月11日に合わせると、ツールチップに各指数のパーセント変動が表示される機能を活用すると便利です。

実例:日経・S&P500・ナスダックの騰落率比較の見え方

たとえば7月11日から表示すると、以下のようなグラフになります。

  • NI225:+3.2%
  • SPX:+1.8%
  • IXIC:-0.4%

このように、指数間でのパフォーマンス差が視覚的に明確になるため、投資判断や戦略立案にも有効です。

まとめ:比較表示+パーセントスケールで「騰落率」分析が可能に

TradingViewでは、「比較」機能と「パーセントスケール」設定を使うことで、異なる株価指数を同じ基準日からの騰落率で表示することができます。

7月11日など特定日からの相対変化を分析したい場合、この方法で指数ごとの動きを直感的に把握でき、ポートフォリオの評価やマーケット全体の傾向を読むのにも大変便利です。

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