FX取引においては、世界の主要市場の開場時間を把握することが利益を狙うための大きなヒントになります。特にロンドン市場は世界最大級の取引量を誇り、多くのトレーダーが注目しています。この記事では、ロンドン市場のオープン時間やその時間帯の特徴、狙い目となる通貨ペアについて詳しく解説します。
ロンドン市場のオープン時間はいつ?
ロンドン市場は日本時間で夏時間は16時、冬時間は17時にオープンします。夏時間は通常3月最終日曜日から10月最終日曜日まで、冬時間はそれ以外の期間です。
この時間帯は、東京市場の終盤と重なることが多く、「ロンドン・東京重複時間帯」として知られ、流動性が高まりやすいタイミングでもあります。
ロンドン市場が重要視される理由
ロンドン市場は世界の為替取引の中心地のひとつであり、世界の取引量の約3割を占めると言われています。そのため、オープン直後は大きな注文が入りやすく、値動きが活発になる傾向があります。
この時間帯は、ヨーロッパ勢の注文が一気に入ることでトレンドが反転したり加速したりするため、スキャルピングやデイトレードには絶好のチャンスとなることもあります。
どの通貨ペアが狙い目か
- ポンド/円(GBP/JPY): ロンドン市場の主役であり、値動きが大きいため短期トレードに人気。
- ユーロ/ドル(EUR/USD): 世界で最も取引されている通貨ペアの一つでスプレッドも狭く取引しやすい。
- ユーロ/円(EUR/JPY): ロンドン市場と東京市場の影響を受けやすく、ロンドン時間は特に注目。
これらの通貨ペアはロンドン市場での取引量が多く、短時間で値幅が出やすいため、効率的な取引が可能です。
実例:ロンドン時間に急変したケース
2023年6月、ポンド/円がロンドン市場のオープン直後にわずか10分で100pips以上動いた事例があります。これは、英国の経済指標が市場予想を大きく上回ったためで、トレンドの方向感が一気に変わることがある好例です。
このような値動きの変化に備えるためにも、ロンドン市場のオープン時間を事前に意識しておくことが重要です。
注意点と戦略
ロンドン市場のオープン直後は値動きが荒くなりやすいため、損切りラインの設定は慎重に。
また、指標発表が重なる場合はスプレッドが一時的に広がることがあるため、エントリーは慎重に行いましょう。可能であれば、経済カレンダーを確認しておくことをおすすめします。
まとめ
ロンドン市場はFX取引において最も注目される時間帯のひとつであり、日本時間の夏は16時、冬は17時に開場します。この時間帯は取引量が急増し、値動きが活発になるため、短期トレーダーにとっては見逃せないタイミングです。
ただし、大きな値動きにはリスクも伴うため、損切りラインの徹底と情報の事前チェックを行い、安全かつ効果的な取引を心がけましょう。

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