楽天証券では、保有ファンドの基準価額が更新されるたびにメール通知が届く設定が可能です。しかし、過去に積立をやめたファンドの通知まで毎日届くと、情報が煩雑になりやすく、不便に感じる方も少なくありません。今回は、S&P500など過去のファンド通知を止め、オルカン(全世界株式)だけの通知に絞る具体的な手順をわかりやすく解説します。
楽天証券の「基準価額通知メール」とは?
基準価額通知メールとは、楽天証券に保有している投資信託の価格(基準価額)が更新された際に、設定した条件に応じて自動配信されるメールサービスです。多くのユーザーが、日々の価格変動の確認や投資判断材料として活用しています。
通知対象ファンドは、楽天証券ウェブ版の「お知らせメール設定」から自由に選択できますが、設定を誤ると過去に保有していたファンドの通知が継続して届くことがあります。
メール通知対象ファンドの変更手順(オルカンのみに絞る)
以下の手順で、S&P500など不要なファンドの通知設定を解除し、オルカンのみの通知に絞り込みましょう。
- 楽天証券にログイン
- 画面上部「設定・変更」→「メールサービス設定」を選択
- 「基準価額通知メール」→「設定変更」へ進む
- ファンド一覧が表示されるので、「通知不要」にしたいファンド(例:S&P500)にチェックを入れる
- 画面下部の「次へ」ボタンをクリック(※この操作を忘れがち)
- 確認画面で内容を確認し、「登録」ボタンを押して完了
この操作で、対象外としたファンドの通知は以後届かなくなり、現在積立中のオルカンのみの通知に絞ることが可能になります。
よくあるミス:「チェックしたのに次に進めない」問題の対処
今回の質問でもある「削除欄にチェックを入れても次に進めない」という問題は、操作後に画面下部の「次へ」ボタンを押していないことが原因のケースが非常に多いです。楽天証券の画面では、「チェックを入れる=確定」ではなく、「次へ」でようやく処理が進みます。
また、JavaScriptがオフになっているブラウザでは正常にボタンが動作しないこともあるため、スマホアプリではなくPCからの操作や、別のブラウザを試すのも効果的です。
オルカンだけ通知を受けることで得られるメリット
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)だけの通知に絞ることで、通知メールの情報がスリムになり、毎日の投資確認がストレスなく行えます。通知数が減ることで、重要な変動も見逃しにくくなります。
例えば、S&P500の通知に気を取られ、現在保有しているオルカンの大きな下落を見落とすといった事態も回避できます。投資判断は「シンプルな情報整理」から始まります。
通知設定を見直すベストなタイミングとは?
通知設定の見直しは以下のタイミングがおすすめです。
- 投資方針を変更したとき(ファンドの乗り換えなど)
- NISA枠の使い方を調整したタイミング
- 毎月または四半期ごとのポートフォリオ確認時
この習慣があれば、不要なメール通知を放置することなく、常に必要な情報にだけ集中できる環境を保てます。
まとめ:通知メールの整理は投資環境の整理
楽天証券の通知メールは便利な反面、過去のファンド通知を受け取り続けていると情報がかえって煩雑になります。積立中のファンド(例:オルカン)に絞って通知設定を調整することで、毎日の投資確認がシンプルで効率的になります。設定画面での「次へ」ボタンの見逃しに注意しながら、定期的な見直しも心がけましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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