最近、SNSやメッセージアプリを通じた「投資で儲かる」という甘い誘いが増えています。その中でも、「RSJ」という聞き慣れないアプリを用いた事例が報告されており、実際に被害を訴える声も出てきています。この記事では、そうした投資勧誘が詐欺である可能性について詳しく解説し、被害を防ぐためのポイントを紹介します。
「先に手数料を払え」は詐欺の典型
多くの詐欺では「利益が出ている」「出金するには手数料が必要」といった文言が使われます。しかし、出金するために手数料を事前に現金で支払わせる手口は、金融庁も注意喚起している典型的な投資詐欺の特徴です。
たとえば、あるユーザーは「利益から手数料を差し引いてほしい」と伝えたところ「それはできない、先に振り込め」と要求されたといいます。これは明らかに不自然です。
「金融庁に登録済み」というウソの多用
詐欺グループはよく「金融庁に届け出ている正規の会社」と主張します。しかし、金融庁の公式サイトに掲載されていない業者は、登録業者ではなく、無登録営業の違法業者の可能性があります。
RSJアプリや勧誘に関わる人物・団体が金融庁登録されているかどうかは、金融庁の検索ページで誰でも確認できます。
実際にあった詐欺事例と共通点
実際に国民生活センターや警察庁に報告された事例では、「アプリ上で運用されて利益が出ているように見えるが、出金できない」「追加の支払いを求められる」「担当者が突然連絡を絶つ」といった被害報告が多数あります。
このような事例と、RSJを利用した投資勧誘の内容は極めて類似しており、極めて高い確率で詐欺と見て差し支えないでしょう。
詐欺かも?と思ったらすぐやるべきこと
- 金融庁の登録確認を行う
- お金を振り込む前に、一人で判断せず、家族や専門機関に相談する
- 消費者ホットライン(188)に相談
- 警察庁のサイバー犯罪相談窓口へ連絡
特に「お金を振り込んでしまった」後でも、すぐに相談することで被害を最小限に抑えられる可能性があります。
勧誘してきた人物にも注意
今回の事例で登場する「新田弘明」「水野真央」などの名前が出てくる投資案件については、SNSや掲示板でも詐欺被害の声が複数報告されています。こうした人物名を用いた手口は、架空の人物か、名義を悪用している場合がほとんどです。
信頼できる投資であれば、顔も会社名も公開され、公式ウェブサイトも存在し、問い合わせも正規の方法でできるはずです。
まとめ:RSJというアプリの投資勧誘に要警戒
✔ 「先に手数料を払え」は詐欺の典型パターン
✔ 金融庁登録の有無は必ず確認
✔ 実名やアプリ名を出しても信用せず、調査を
✔ 被害が疑われる場合は、消費者センターや警察へ相談
「うまい話には裏がある」という言葉を常に念頭に置いて、自分や家族を守る行動を心がけましょう。

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