積み立てNISAを6年以上続け、運用益が30%以上という成果は非常に優れた結果です。多くの投資家がこの段階で「利確して別の運用に回すべきか、それともそのままホールドすべきか」と悩みます。この記事では、放置と高配当株投資のどちらが一般的に有利なのか、実例と共に分かりやすく解説します。
インデックスファンドをそのまま保有するメリット
長期分散投資の効果は、時間を味方にすることで最大化されます。インデックスファンドは、世界経済の成長に連動するため、将来にわたって資産の増加が期待できます。
例えば、S&P500に連動するファンドに積立していた場合、過去20年で年平均リターンは約7~8%です。途中の下落局面を乗り越えた人ほど利益を得ています。
高配当株への切り替えを検討するタイミング
「運用益を一部確定して高配当株に回す」という戦略も、資産保全やインカムゲイン(配当収入)を重視したい人には有効です。特に、リタイア間近や収入減少リスクがある人にとっては、安定収入の確保が目的となります。
例:JTや三菱HCキャピタルなど、配当利回り4~5%超の銘柄に乗り換えることで、毎年数万円単位の現金収入が見込めます。
インデックス vs 高配当:投資目的で使い分ける
- インデックス投資:資産を効率よく増やしたい人。時間を味方にできる若年層向き。
- 高配当投資:毎年の収入(配当)を重視したい人。資産を取り崩さず使いたい層向き。
インデックスと高配当は、目的が異なるため併用も一つの選択肢です。
売却・切替時の注意点
積み立てNISAで得た利益は非課税ですが、一度売却すると非課税枠は復活しません。そのため、一括売却よりも「部分売却」で慎重に資金を移すのが現実的です。
また、売却後に暴騰するリスクもあるため、タイミングには十分注意が必要です。
実際の投資判断はどう行う?
ファイナンシャルプランナーやIFA(独立系アドバイザー)に無料相談できるサービスも多数あります。プロの視点を交えて「資産形成のフェーズ」や「生活設計」を明確にしておくと判断がスムーズになります。
例:ライフイベントが5年以内に控えている場合は、ある程度現金化する方が合理的です。
まとめ
積み立てNISAで得た運用益30%は素晴らしい成果ですが、それをどう活かすかは投資目的やライフプラン次第です。「まだまだ増やしたい」ならそのまま保有、「配当を受け取りたい」なら一部を高配当株にシフト、といった柔軟な対応がベストです。焦らず、情報を集めてから判断しましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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