投資に早くから興味を持ち、すでに利益を出しているのは素晴らしいことです。特に中学生のうちから16万円の利益を投資信託で出しているのは、非常に先見性があります。この記事では、さらに効率よく利益を伸ばしていくための戦略や考え方について、リスクを抑えながら解説していきます。
なぜレバレッジ商品だけが答えではないのか
レバレッジ型のETFや投資信託は、短期間で大きな利益を狙える反面、下落局面では損失も大きくなります。たとえば「ナスダック100トリプル(TQQQ)」のような商品は、上昇局面では爆発力がありますが、暴落時には元本を大きく削るリスクがあります。
中長期的に安定した成長を目指すのであれば、分散投資・時間分散・銘柄選定の工夫を組み合わせた戦略が効果的です。
利益を伸ばすための基本戦略
- 積立投資の継続:収入があれば少額でも毎月積み立てることで、ドルコスト平均法の効果が得られます。
- セクター分散:ITだけでなく、ヘルスケア・エネルギー・インフラなど複数セクターへ投資することでリスクを抑えつつ成長が期待できます。
- 世界分散:オルカン(全世界株式)だけでなく、新興国株式や日本株も少し取り入れるとリターンの機会が広がります。
実例:中学生が取れる分散ポートフォリオの一例
例として、元手が50万円あると仮定して。
- 全世界株式(eMAXIS Slim 全世界株式):30万円
- 日本高配当株ETF(1478や1499など):10万円
- 米国セクターETF(VHT:ヘルスケア、VIG:増配株):5万円
- 個別株(優待株や低リスクな大型株):5万円
このように、リスクを抑えながらも複数の商品に分散することで、相場が一方向に動いても資産を守りやすくなります。
勉強を継続することが最大の武器
中学生のうちに読んでおきたい良書。
- 「敗者のゲーム」チャールズ・エリス
- 「ウォール街のランダム・ウォーカー」バートン・マルキール
- 「本当の自由を手に入れる お金の大学」両学長
また、無料で使えるSBI証券・楽天証券・マネックス証券の情報ツールを使って、チャートの見方や指標の読み方も少しずつ慣れていきましょう。
リターンを狙う前に「守り」も整える
未成年口座やジュニアNISAなどを活用することで、非課税で運用できる期間を最大化できます。また、家族の協力を得て、親名義の口座で一部の投資を行うのも選択肢の一つです。
そして最も大事なのは「お金を減らさない戦い方」を身につけること。投資はマラソンのようなもので、一時の利益より継続して勝ち続ける力が問われます。
まとめ:次のステップは「投資力」を育てること
中学生で投資に取り組むことは非常に価値があります。さらに利益を伸ばしたいのであれば、知識・分散・積立・時間の4本柱を意識して、長期目線で取り組みましょう。
焦らず、経験を積みながら、自分だけの投資哲学を育てていくことが、将来の大きな資産形成に繋がっていきます。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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