楽天証券で米ドル建て資産を売却した後、外貨(ドル)として預り金に残っている状態では日本の銀行口座へ直接出金することはできません。まずは円に換金(為替取引)してから、国内銀行に出金する必要があります。
楽天証券の外貨預り金とは?
楽天証券で米国株などを売却すると、売却代金はそのまま米ドルで外貨預り金に入金されます。これは「外貨建ての残高」となり、すぐには円では使えません。
この外貨を日本円として使いたい場合は、楽天証券内で円に換金(為替取引)する必要があります。
ドルを円に換金する方法(為替取引)
楽天証券の「外貨普通預り金」のページにアクセスし、「為替取引(外貨→円貨)」を選択します。手順は次の通りです。
- ログイン後、「マイメニュー」→「外貨建商品取引」→「為替取引」
- 米ドル→円を選択
- 換金したい金額を指定し、為替レートを確認
- 実行ボタンを押して注文完了
注文が成立すれば、外貨は円に変わり、「円普通預り金」に反映されます。
円にした資金を銀行に出金する方法
次に、換金後の円預り金を銀行口座に出金します。これは「入出金・振替」メニューから行えます。
- 「マイメニュー」→「入出金・振替」→「出金」
- 楽天銀行口座、または登録済みの他行口座を選択
- 出金額を入力し、出金手続きを実行
通常は翌営業日までに指定の銀行口座へ振り込まれます(楽天銀行ならスピーディー)。
為替手数料に注意しよう
ドルから円への換金時には、楽天証券所定の為替手数料が発生します。2025年7月時点では1ドルあたり25銭が目安です。
為替レートはリアルタイムで変動しているため、換金前に確認しておくとよいでしょう。
実際の利用例
例:米国株の売却により1,000ドルの外貨預り金がある場合、このドルを楽天証券の「為替取引」で円に換え、仮に1ドル=160円なら約160,000円が円預り金に。そこから銀行へ出金する流れとなります。
まとめ:ドル→円→銀行口座のステップを忘れずに
楽天証券の外貨預り金(ドル)はそのままでは銀行へ出金できません。「為替取引で円に換金」→「銀行へ出金」という2ステップが必要です。操作は簡単ですが、為替手数料と出金反映タイミングに注意して活用しましょう。

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