信用取引で現渡を行った後、「資金はいつ引き出せるのか?」という疑問を抱える方は多いでしょう。本記事では、6月27日に現渡した場合を例に、その資金が出金可能になるタイミングを分かりやすく解説します。
信用取引の現渡とは?
現渡(げんわたし)とは、信用買いした株式を売り建て(信用売)で受け渡すことで、ポジションを解消する方法です。
これにより、信用取引口座で株式を決済し、差額だけが資金として残ります。
取引日と受渡日/資金反映の基本流れ
信用取引の取引日は「約定日」です。ここでは6月27日が現渡の約定日とします。
株式の受渡は原則T+3営業日(受渡日)ですが、信用取引の資金反映(出金可能)もこの受渡日に依存します。
例:6/27約定の現渡の場合
- 6月27日(木):約定日
- 6月28日(金):証券会社処理日(※出金準備)
- 6月30日(月):資金が取引口座に反映(※通常T+2営業日)
※土日祝を挟む場合、反映日は翌営業日になることがあります。
実例で確認:6/27現渡→いつ出金できる?
6月27日(木)に現渡を実行したケースでは、証券会社のシステムによっては6月30日(月)に資金が利用可能になります。
その後、出金依頼をしてから1〜2営業日で指定口座に振替されるため、最短で7月2日(水)には出金可能になります。
注意すべきケースと土日・祝日の影響
資金反映は証券会社や週末・祝日等のカレンダーによって変動します。
たとえば、祝日が挟まると約定から反映までさらに2〜3営業日延びることがありますので、取引暦に合わせて確認が必要です。
資金反映の確認方法
資金が確実に出金可能か確認するには、証券会社の取引履歴や約定照会画面で「約定日」「受渡日」「出金可能日」をチェックしましょう。
スマホアプリやWeb口座では資金カレンダーを確認できるケースもあります。
まとめ
信用取引で6月27日に現渡をした場合、原則としてT+2営業日後の6月30日(月)に資金が取引口座へ反映されます。その後、出金手続きをすれば、最短で7月2日(水)から資金を引き出せるようになります。ただし、土日祝日によっては反映・出金可能時期が若干前後するので、証券会社のカレンダーを確認してください。

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