SBIネクスト・フロンティア高配当株式ファンドの投資先と国別構成を徹底解説

資産運用、投資信託、NISA

この記事では、2025年6月に設定された新興国&フロンティア市場向けの高配当株式ファンド「SBIネクスト・フロンティア高配当株式ファンド(年4回決算型)」について、どの国に・どれだけ投資しているのかを分かりやすくご紹介します。

ファンドの基本ポリシー

本ファンドは「新興国・フロンティア市場+オセアニアの資源国」に重点投資。

信託報酬は国内最低水準の0.099%(税込)で、分配重視の高配当銘柄を厳選し、年4回の安定分配を目指しています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

国別投資割合(直近公表値)

この表は、最新のポートフォリオ公開データ(直近3週間)に基づいた国別比率です。各国の比重は以下の通りです::contentReference[oaicite:1]{index=1}

  • ブラジル:8.9%
  • 中国:10.85%
  • インドネシア:8.63%
  • ポーランド:12.15%
  • 南アフリカ:11.3%
  • アラブ首長国連邦:6.55%
  • チリ:3.65%
  • メキシコ:3.77%
  • タイ:4.6%
  • 台湾:5.59%
  • ギリシャ:4.25%
  • トルコ:2.1%
  • クウェート:2.52%
  • サウジアラビア:1.86%
  • カタール:2.04%

残り約6%が現金やその他流動資産として保有されています。

なぜこれらの国に投資するのか?

本ファンドは“成長期待+高配当”という観点から、資源国や経済成長率が高い市場を選定しています。

例えば、ブラジル・南アフリカなどの資源国、インフラや中産階級の拡大が期待される中国・インドネシア、そして新興欧州市場のポーランドなど、多様な経済背景を持つ国々に分散しています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

通貨リスクへの配慮

本ファンドは為替ヘッジを行いません。そのため円高局面では元本が目減りする可能性があります。

一方で為替変動によるリターン向上の可能性を取り込めるため、中長期投資家に向いています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

投資する主要セクター

国別だけでなく、セクター的にも高配当株中心。具体的には、金融、資源、インフラ関連などの収益性が高く配当利回りも良い企業が中心です。

ただし詳細な比率は四半期報告で変動するため、最新データは公式サイトで定期確認が推奨されます。

まとめ:国別配分と投資戦略の整理

このファンドは、以下の3点を軸に運用されています。

  • 新興&フロンティア市場を主体に多様な国へ分散投資
  • 高配当株中心で安定収益を追求
  • 円ヘッジなしで為替変動のメリットも捉える

国別配分では特にポーランド、中国、南アフリカ、ブラジルなどのエマージング市場が中心で、現金比率も約6%あり、柔軟な運用が可能です。

これらの構成から、成長性と配当性を両立させたい中長期投資家にマッチするファンドと言えるでしょう。

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