年間12万円以上の株式配当を得るには?達成までの年数・実感・運用の実例まで解説

株式

株式投資で配当収入を得ることは、資産形成の中でも堅実な方法の一つとされています。特に年間12万円、月1万円の不労所得を目指す人は多く、配当が増えていく過程や受け取る楽しさを実感することで、モチベーションにもつながります。本記事では、年12万円以上の配当を得るまでの年数や運用スタイル、実際の配当の受け取り方などを詳しく解説します。

年間12万円の配当を得るにはどのくらいの元本が必要?

まず目安として、年間12万円の配当を得るにはどれくらいの元本が必要なのかを確認してみましょう。配当利回りによって必要な投資額は異なります。

配当利回り 必要投資額(目安)
3% 約400万円
4% 約300万円
5% 約240万円

利回りが高い銘柄を選べば必要資金は少なくなりますが、リスクも増すため、分散投資や安定銘柄を選ぶことが基本です。

配当12万円を達成するまでの期間は?実例紹介

投資スタイルや資金の投入ペースによって異なりますが、コツコツ積立投資をする場合、以下のような期間が想定されます。

  • 月5万円ずつ投資(利回り4%):約5年〜6年で達成
  • ボーナス投資+月3万円(利回り3.5%):約7年〜9年
  • 初期資金100万円+積立(月2万円):約10年弱

実際に達成した人の多くは「無理せず長期で」「優良高配当株やETF中心」で継続しているパターンが多いです。

例:30代会社員Aさんは、30歳から月3万円を投資。高配当ETF(VYMやSPYD)と日本株(JT・三菱UFJなど)を中心に7年目で年12万円を突破。

配当は郵便局で受け取る?実感を楽しむ方法

現在の主流は証券口座での「自動受け取り」ですが、昔ながらのスタイルとして「郵便局で配当金を現金受け取り」も選択できます。

これは株式数比例配分方式以外の受取方法を選ぶことで可能で、実際に配当通知書を持って郵便局で現金を受け取ることになります。

配当金を封筒で受け取ると、投資の成果がよりリアルに感じられるという声も多く、モチベーション向上にもつながります。ただし、利便性や管理面では証券口座の方が効率的です。

配当は家族にオープン?それとも内緒?

家族に配当を開示するかどうかは家庭の価値観や投資目的によって大きく異なります。以下のような考え方があります。

  • オープン派:家計の一部として配当を利用。教育費や旅行費に充当するケースも。
  • 内緒派:個人資産として運用を継続。将来の備えや老後資金として活用。

いずれにせよ、確定申告や税務処理上、配当所得は証券口座で管理されるため、家庭内の信頼関係を前提に方針を決めることが大切です。

外国株の配当も含めるべき?税制との関係

配当収入には外国株の配当も含めることができます。米国株などでは年4回の配当がある銘柄も多く、配当金投資に適しています。

ただし、外国税(源泉徴収)と日本の課税の両方がかかる二重課税問題があるため、確定申告で外国税額控除の手続きを行えば、税金の一部を取り戻せる可能性があります。

代表的な高配当外国株(VZ・T・MOなど)やETF(HDV・VYM・JEPIなど)は人気があります。

まとめ:年12万円の配当は現実的な目標。計画的に積み上げよう

年間12万円の配当収入は、堅実に投資を続けることで十分に実現可能な目標です。時間とともに雪だるま式に増える配当の魅力は、投資のモチベーションにもなります。

重要なのは「継続」「分散」「再投資」の三原則。配当金の受け取り方や使い道も含めて、自分らしい投資スタイルを見つけていきましょう。

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