社会人になって2年目で金融資産がどれくらいあるべきか気になる方は多いと思います。特に「実家暮らし」「投資あり」「多少のギャンブル経験あり」という環境の中で、金融資産380万円を築いているのは頑張っている方なのでしょうか?この記事では、平均値と比較しながら、評価のポイントをわかりやすく解説します。
20代社会人の金融資産の平均は?
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯・2023年)」によると、20代社会人の金融資産の中央値はおよそ20〜30万円程度、平均でも150万円前後という結果が出ています。
つまり、金融資産380万円は明らかに平均よりも高水準です。特に借金がない、プラスの純資産である点は非常に健全といえます。
金融資産380万円の内訳を評価する
投稿された内容をもとに資産構成を整理すると、以下のようなバランスになっています。
資産カテゴリ | 金額 | 元本 |
---|---|---|
投資信託 | 180万円 | 150万円 |
国内株式 | 60万円 | 50万円 |
現金 | 90万円 | – |
企業型DC | 55万円 | 50万円 |
トータルのリターン(含み益)は約45万円程度と見られ、リスクを取りつつも安定的に増やせている構成です。現金も適度に残しており、流動性の面でも優秀です。
実家暮らしだからこそのチャンス活用
実家暮らしで生活費を抑えている間に、貯蓄や投資にお金を回すのはとても賢い選択です。固定費が低ければ、給与のうち貯蓄率を高めやすく、資産形成スピードも加速します。
たとえば、毎月7〜10万円程度の貯金・投資を継続できていたなら、2年間で約240万円の積立。資産380万円という結果は十分に「頑張ってきた成果」といえるでしょう。
「ギャンブルで擦っていた」の影響は?
一部資金をギャンブルで失ってしまったという点は、多少の反省材料かもしれません。ただし、結果としてプラスの金融資産を維持できており、むしろその後に投資信託や企業型DCなど堅実な資産形成に切り替えている点は評価できます。
失敗から学び、投資にシフトできたこと自体が将来に大きな差を生む可能性があります。
今後さらにレベルアップするには?
- 企業型DCは積極的に上限まで拠出し、税制メリットを活用
- ギャンブル資金は明確に「使い切り予算」として管理
- 毎月の資産推移をExcelやアプリで可視化する習慣をつける
早い段階で投資を始めていること自体が、20代後半以降の資産形成を優位にします。
まとめ:社会人2年目で金融資産380万円は立派な成果
実家暮らしの恩恵があったとはいえ、20代前半でここまで資産を築けているのは「かなり頑張った部類」に入ると言えます。
特に、投資信託や企業型DCなどの長期資産がポートフォリオに含まれている点は、今後の成長性や安定性にもつながる良い傾向です。これからも「無理せず、でも着実に」資産を育てていきましょう。

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