SBI証券で1株から買えるけど、成行注文1050株の場合“端数50株”はどう扱われる?仕組みと注意点まとめ

株式

証券会社の「1株から買える制度」で成行注文を出したら、1050株のうち端数50株はどうなるのか。この記事では、端数(単元未満株・端株)の仕組みや注文処理の流れ、実例を交えて専門的に解説します。

日本の株式取引単位と“端株”の定義

日本の上場株式は通常100株などの単元(ボードロット)単位で取引されますが、SBI証券では「S株(単元未満株)」という制度で1株単位から買えます。

1050株の成行注文では、1050株全てが“1株ずつ”注文され、100株単元の集まりとは別に処理されます。

成行注文1050株:100株単位と端数株の扱い

具体的には、成行注文で1050株買いたい場合、まず100株ずつ10口分を通常の単元取引として市場に出され、残りの50株はS株(単元未満株)枠として別枠で処理されます。

このため、端株50株も指定した価格(成行なら当日の市場価格)で約定します。

S株(単元未満株)のメリットと注意点

S株を利用すると、少額から株式投資が可能ですが、その分注文タイミングや約定時間が通常取引とは異なります。

実例として、ある投資家が「5株単位で注文したけど、約定は夕方5時頃だった」とRedditで報告されています:

“…there is a tab where you can buy ‘less than a lot’…you generally have to wait until after market closes for that day to see it executed”

:contentReference[oaicite:0]{index=0}

手数料や価格の端数処理ルール

SBI証券では、単元未満株取引でも取引手数料が発生しますが、手数料計算は約定代金からの割合で発生します :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

また、買い約定で小数円は**切り捨て**、売り約定では**切り上げ**という端数処理ルールもあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

端数株が出た場合の追加対応方法

もし1050株の注文後に「あと50株だけ成行で買いたい」という場合、単元未満株専用の注文画面から追加発注できます。

また、端株をまとめて100株単位にしたいなら、株式併合や株式分割後に買増し請求をすることで単元株に移行可能です :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

まとめ

成行で1050株注文すると、100株単位10口と端株50株は**別枠で約定処理**されます。端株もきちんと約定され、市場価格で取得可能です。

ただし、約定タイミングが夕方になるなど実務上のずれがあるため、特にS株利用時には注文方法と約定ルールを理解した上で活用するのが重要です。

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