小学生でもわかる!物価ってなに?なぜ上がったり下がったりするの?

経済、景気

「物価」という言葉をニュースやお家の人の会話で聞いたことがあるかもしれません。でも、物価ってなんだろう?なぜいつも「上がる」って言われるの?そんな疑問を、できるだけわかりやすく、小学生でも理解できるように解説します。

物価ってなに?

物価とは、「ものやサービスの値段の平均(へいきん)」のことです。たとえば、パン、ジュース、ゲーム、文房具など、いろんな物の値段をひとつにまとめて「これくらいが平均だよ」としたものが物価です。

例えば、パンが100円、ジュースが120円、消しゴムが80円だったときに、物価は「いろんな物の値段がこのくらいですよ」と教えてくれる数字になります。

物価はどうして上がったり下がったりするの?

物価が上がるとき、それは多くの人が物を買いたいと思ったり、お店側が「これを作るのにお金がかかるから、値段を上げよう」と考えたときです。たとえば、小麦粉が高くなるとパンの値段も上がります。

逆に、あまり物が売れなかったり、安く作れるようになったときは、物価が下がることもあります。たとえば、大量に作れるようになったゲームソフトが前より安くなる、なんてこともあります。

物価が上がると何が起こるの?

物価が上がると、同じお金で買える物の数が少なくなります。たとえば、去年は500円でパンが5個買えたのに、今年は4個しか買えない、というような感じです。

だから、お家の人たちは「給料も増えてほしいなあ」と思ったり、「なるべく安いお店で買い物しよう」と工夫したりしています。

どうして物価は基本的に上がっていくの?

実は、物価は少しずつ上がっていくのが普通とされています。これは「インフレ」といって、世の中のお金の流れがスムーズになり、経済が元気になるときに起こることが多いです。

たとえば、みんながお金をたくさん使えば、お店の売上が増えて店員さんの給料も上がり、また別の物を買えるようになります。その流れの中で、物の値段(=物価)も少しずつ上がるんです。

逆に物価が下がるとどうなるの?

物価が下がると一見よさそうに見えますが、問題もあります。たとえば、お店の売上が減ってしまったり、給料が上がらなくなったりするからです。そうなると、みんながお金を使わなくなって、経済全体が元気を失うこともあります。

だから国のえらい人たちは「ちょうどいい物価の上がり方」を目指していろいろな工夫をしています。

まとめ:物価って、みんなの生活に関係してるんだ!

物価とは、いろいろな物の値段の平均のことです。基本的には少しずつ上がっていくのが普通ですが、それには理由があります。物価が上がったり下がったりすると、私たちの生活やお金の使い方にも影響があるんです。

小学生のうちから物価に関心を持つことはとても素晴らしいこと。これからニュースやお家の人の話を聞いたときに、今回学んだことを思い出してみてくださいね!

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