ウェルスナビを利用しながら他の投資もできる?初心者が知っておきたい併用と解約の基礎知識

資産運用、投資信託、NISA

ウェルスナビを利用して毎月自動で積立をしているけれど、ほかの株や投資信託も始めてみたいという方は少なくありません。この記事では、ウェルスナビと他の投資商品を併用する方法や、解約のタイミング、注意点などをわかりやすく解説します。

ウェルスナビは他の投資と併用できる?

結論から言えば、ウェルスナビを利用しながら、他の株式や投資信託への投資も可能です。ウェルスナビはロボアドバイザーとして、ETF(上場投資信託)を自動で分散投資してくれるサービスですが、口座がウェルスナビ専用で完結しているため、他の証券会社やネット証券を通じて自由に投資を始められます。

たとえば、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などの口座を開設しておけば、個別株や人気の投資信託(eMAXIS Slimシリーズなど)への投資が並行して行えます。

ウェルスナビ口座内で投資信託は買えないの?

現時点では、ウェルスナビのアプリや口座内では個別の投資信託や株式を購入することはできません。ロボアドバイザーによる完全自動運用が特徴のため、運用商品の選択や個別購入といったカスタマイズは基本的にできない設計になっています。

そのため、特定の投資信託に興味がある場合は、別途証券口座を用意することが前提になります。複数の投資スタイルを持ちたい方は、資産を目的別に分けるのも一つの戦略です。

投資信託をしたい場合はウェルスナビを解約すべき?

ウェルスナビを使いながら投資信託をすることは可能なため、必ずしも解約する必要はありません。ただし、資産を一元管理したい、手数料を抑えたいといった目的がある場合は解約を検討してもよいでしょう。

解約はウェルスナビのアプリから簡単に手続きができ、全額出金すれば自動的に口座は閉鎖されます。解約後は、自分の意思で投資先を選ぶ「つみたてNISA」や「iDeCo」などの制度を活用するのもおすすめです。

初心者が気をつけるべき3つのポイント

  • 資金配分:月3万円をすべてウェルスナビに入れるのではなく、一部を他の口座に回すとリスク分散になります。
  • 目的の明確化:老後資金・教育資金・短期運用など、用途によって最適な商品が異なります。
  • コストとリターン:ウェルスナビの手数料(年率1.1%)と他の選択肢の手数料を比較して、自分に合ったスタイルを見極めましょう。

たとえば、初心者に人気の「つみたてNISA」は信託報酬が0.1%台のファンドも多く、長期運用でコストメリットがあります。

ウェルスナビと併用するおすすめサービス

併用しやすい証券サービスとして、以下がよく利用されています。

  • 楽天証券:楽天ポイント投資ができ、日常の買い物と連動しやすい。
  • SBI証券:取り扱い商品数が豊富で、業界最低水準の手数料。
  • マネックス証券:米国株に強く、ロボアドバイザー「マネラップ」も選択肢。

どれも口座開設無料で、投資信託の積立設定も簡単に行えます。

まとめ:ウェルスナビは併用できる。柔軟に投資スタイルを選ぼう

ウェルスナビを利用していても、他の株式投資や投資信託を同時に行うことはまったく問題ありません。大切なのは、自分の投資目的やリスク許容度に応じてスタイルを柔軟に設計することです。

解約はいつでも可能ですが、慌てて判断するのではなく、手数料・運用商品・利便性などを比較しながら、最適な組み合わせを考えていきましょう。

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