楽天証券マーケットスピード2で決算銘柄を効率よくお気に入り登録する方法

株式

楽天証券のマーケットスピード2は高機能なトレーディングツールとして多くの投資家に支持されていますが、大量の銘柄を効率よく登録する方法には悩みを感じる方も多いようです。特に決算日ごとに数百件の銘柄をお気に入り登録する際には、手動での入力では膨大な時間がかかってしまいます。本記事では、マーケットスピード2における銘柄の一括登録方法や、決算日ベースでの管理を効率化するための工夫を詳しく解説します。

マーケットスピード2で銘柄登録できる基本的な方法

まず、マーケットスピード2では「お気に入りリスト(通称:お気に銘柄)」へ銘柄コードを手動で登録する方法が基本となります。1件ずつ登録する場合は、銘柄名または銘柄コードを検索し「お気に入りに追加」を選択する手順になります。

ただし、これでは大量登録には向いていないため、より効率的な方法が求められます。

CSV一括取り込みによる銘柄の大量登録方法

マーケットスピード2では、外部ファイル(CSV)を使って銘柄リストを一括取り込みする機能が存在します。以下の手順で行うことができます。

  • ExcelやGoogleスプレッドシートで、銘柄コードのみを1列に並べたCSVファイルを作成
  • マーケットスピード2を起動し、「お気に入り」→「設定」→「外部ファイルからの取り込み」を選択
  • 作成したCSVファイルを読み込むことで一括登録完了

CSVのフォーマットは銘柄コードの列だけでも読み込めますが、行頭に「銘柄コード」という項目名を付けておくとエラーが出にくくなります。

決算日ごとの銘柄を効率よく抽出するコツ

楽天証券内では「決算スケジュール検索」や「イベントカレンダー」機能から、決算発表予定の企業リストを確認できます。これらの情報を使って以下のように処理します。

  • 該当する決算日で検索
  • 結果リストをExcelやスクレイピングツールで抽出
  • 銘柄コード部分のみをコピーしてCSV化

これにより、手間を最小限に抑えつつ、日別・週別・月別に分けたお気に入りリストの作成が可能になります。

おすすめの効率化ツール・ブラウザ拡張

決算銘柄の取得を自動化したい方には、次のような無料ツールや拡張機能もおすすめです。

  • EDINET×スクレイピング:EDINETで提出された決算書類をPythonなどで抽出
  • 株探Pro:CSVダウンロード機能が充実
  • ブラウザのマクロ拡張(iMacrosなど):Webページからのコピー作業を自動化

ただし、自動ツールを使う場合は証券会社の利用規約に違反しないよう注意してください。

銘柄登録後のリスト管理の工夫

銘柄登録をしたあとも、メンテナンスが大切です。以下の工夫で管理がしやすくなります。

  • テーマごとにお気に入りリストを分割(例:決算直前銘柄、注目業種など)
  • マーケットスピード2の「メモ」機能で決算日を記録
  • 使用しなくなったリストは定期的に削除・更新

また、定期的にCSVファイルでエクスポートしてバックアップをとっておくと、PCトラブルや設定ミス時も安心です。

まとめ:一括登録と事前準備で時短と精度を両立

決算日に500件もの銘柄を登録する場合、手動作業は非効率です。マーケットスピード2のCSV一括取り込み機能や、決算リストの外部抽出ツールを活用することで、大幅な作業時間短縮が可能です。

さらに、定期的なリスト整理やお気に入りの管理をルーティン化することで、投資判断のスピードと精度も高まります。忙しいトレーダーや中長期投資家こそ、こうした機能をフル活用して投資効率を最大化していきましょう。

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