パソコンを持たない状態でも、スマホだけでデイトレードやスイングトレードに挑戦することは十分可能です。特に近年は証券会社や独立系アプリの進化により、スマホでも本格的なテクニカル分析ができるようになっています。この記事では、ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を表示できるスマホ向けアプリや活用方法をご紹介します。
スマホでテクニカル分析が可能な証券会社アプリ
① SBI証券「SBI証券 株アプリ」
チャート機能が強化されており、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACDなどの指標が簡単に表示できます。スピード注文や板情報の確認も可能で、短期売買に向いています。
② 楽天証券「iSPEED」
テクニカル指標の種類が豊富で、最大4分割チャートも可能。デイトレードからスイングまでカバーできる高機能アプリです。
汎用型チャートアプリの活用も有効
証券会社アプリに物足りなさを感じた場合は、以下の汎用チャートアプリの活用もおすすめです。
TradingView(無料版あり)は代表的なテクニカル分析ツールです。スマホアプリでもPC版と遜色ない操作感があり、ボリンジャーバンドはもちろん、RSIや移動平均線も自由に設定できます。
例:株価が25日移動平均線を上抜け、ボリンジャーバンドの+2σを超えたらエントリーする、といったルール作りに活用できます。
スマホで取引する際の注意点
スマホは画面が限られるため、チャートと板情報の同時確認が難しいという制約があります。そのため、あらかじめ銘柄選定やシナリオ構築を済ませておくのがコツです。
また、ネット環境やバッテリー残量、アプリの動作安定性にも注意を払うべきです。スリッページや誤操作を防ぐために、練習モードや仮想取引アプリで操作感を掴むのも効果的です。
スイングトレード向けにおすすめの設定
スイングトレードの場合、1時間足~日足チャートを使ったテクニカル分析が主流です。以下の設定が人気です。
- ボリンジャーバンド(±2σ、±3σ)
- 25日・75日移動平均線
- RSIまたはストキャスティクス
日々の終値に注目しながら、エントリーポイントと損切りラインを明確に設定すると、リスク管理がしやすくなります。
PC導入前にスマホでやれる限界とは?
基本的なテクニカル分析や板読み、注文まではスマホでも対応可能です。ただし、複数銘柄の同時監視や詳細なスクリーニング、戦略の自動化といった高度な作業はPC環境の方が圧倒的に有利です。
スマホは「移動中でも対応できる」「コンパクトな環境で試せる」メリットがあるため、初心者にはむしろ最初のステップとして最適です。
まとめ:スマホでもテクニカル分析は十分可能
スマホでのデイトレ・スイングトレードは、証券会社の高機能アプリや汎用チャートアプリの活用で十分に実現可能です。ボリンジャーバンドや移動平均線など基本的な分析は問題なく行えるため、PC環境を整える前のトレード学習に最適です。
まずはスマホだけで取引環境を整えてみて、自分のスタイルに合うと感じた時点でPC導入を検討するのがよいでしょう。

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