SBI日計り信用で出た「実現損益」は本当に損?手数料・算出方法を徹底解説

株式

SBI証券の日計り信用取引で一時的に利益が出た後、数日後に実現損益がマイナスに反映されていた経験はありませんか?当日の評価と実際の損益額にズレが生じるのは、仕組みや手数料の影響によるものです。この記事では、実際には損をしているのか、出費の内訳は何かを具体的に解説します。

① 当日のプラス評価と実際の実現損益は異なる

日計り信用取引では、当日中に決済が完了すれば、売買手数料が無料となります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。しかし「実現損益」には他のコストも含まれるため、当日の評価額がそのまま残るとは限りません。

たとえば、翌営業日以降に金利や貸株料が発生し、実現損益に反映される場合があります。このため、日計りといえども手数料0円以外の費用が影響する可能性があります。

② 実現損益に含まれるコストとは?

  • 信用金利・貸株料:日計り信用は当日完了なら無料ですが、翌日以降持ち越すと適用される
  • システムや帳簿処理のタイムラグ:当日の決済履歴が翌営業日中にまとめて反映される
  • 為替差・端数調整:PTS取引や取得単価の平均化で誤差発生の可能性

SBIでは「実現損益」欄に手数料・諸費用がすべて含まれて表示されますが、譲渡益税(源泉税)は対象外です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

③ 損が出ているのか?資産残高で確認しよう

実際に生活口座などの資産残高に変化がないなら、金利や帳簿上の経過処理で一時的に表示がマイナスになっている可能性が高いです。

最終的な損益結果は「取引報告書」や「口座管理画面の取引明細」で確認することができます。仮に損失表示が出ていても、帳簿上の数字に過ぎない可能性があります。

④ 実例:当日利益→数日後にマイナス表示のケース

あるユーザーは、当日6000円の利益と表示されていたものが、2日後には-4000円・-5000円・-6000円と変動し-15000円に落ち着くケースを経験しています。これは信用金利などが実際に引かれたためで、口座資産が減っていなければ実際の損失ではないことが多いです。

⑤ 対策:実際の損益を正しく把握するには?

  • 口座管理>信用決済明細を確認:取引報告書と合わせて、金利・諸費用の有無をチェック
  • 日計り売買は本当に当日中決済されているか:制度信用との併用や、PTS決済のタイミングに注意
  • 疑問があればSBIサポートへ問い合わせ:担当窓口に具体的な銘柄・日付を伝えて確認するのがおすすめ

まとめ:見かけのマイナスに惑わされず、帳簿と実資産を確認しよう

SBIの実現損益欄にマイナスが出ても、必ずしも実損失ではありません。信用金利・貸株料などのコストや帳簿上の反映タイミングのズレが影響している可能性があります。正しくは、取引報告書と資産残高を照合し、必要であれば手数料明細を確認することが大切です。

それでも不明点があれば、SBI証券のサポートに問い合わせて内容を明らかにしましょう。帳簿上の損益表示に振り回されず、冷静に管理することがトレードの上達につながります。

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