新規公開株「みのや(386A)」上場直前分析:買いかどうか徹底検証

株式

2025年7月18日に東証スタンダード市場に新規上場予定の「みのや(386A)」。菓子専門店『おかしのまちおか』を展開する小売チェーンで、地域密着型モデルが特徴です。この記事では、IPO規模・PER・類似企業との比較・初値予想などから、投資判断に役立つポイントをまとめました。

■IPO概要とスケジュール

みのやの想定価格は1,440円、仮条件は1,440〜1,540円、公募価格は上限の1,540円で決定されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。公募株数は50万株、売出株20万株、吸収金額は約11.6億円の小型案件です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

スケジュールは、ブックビルディングが7/2〜7/8、申込が7/10〜7/15、上場日は7/18予定です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

■成長性とバリュエーション評価

直近の予定PERは約10.7倍、PBRは1.6倍前後であり、菓子チェーンとして「割安」な水準といえます :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

特損で一時的な減益となったものの、今期以降の増収増益が見込まれており、中期的に上値余地は十分という意見もあります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

■類似企業比較

企業 PER (倍)
森永菓子 11.1
グリコ 23.7
ブルボン 14.4
みのや 約10.7

類似銘柄と比べても、PER水準は低く割安感あり :contentReference[oaicite:5]{index=5}。

■初値予想と買いスタンス

独自の初値予想では、1.0〜1.3倍(最大約2,000円前後)との見方が大勢で、堅調な初値形成が期待されています :contentReference[oaicite:6]{index=6}。

市場全体が良好で、中小型案件、需給面で買い圧力が強い小型IPOという背景もあり、公募価格超え初値の可能性は高めです :contentReference[oaicite:7]{index=7}。

■リスク要因と注意点

業績予想では特損による減益が見込まれており、想定より慎重な見方も必要 :contentReference[oaicite:8]{index=8}。

また、スタンダード市場上場銘柄の性質上、ドミナント型菓子小売業は需給やトレンド性で注目度がやや低く、長期的には伸び悩む可能性もあります :contentReference[oaicite:9]{index=9}。

■まとめ:買いに値するのか?

まとめると、みのや(386A)は公募価格1,540円に対し初値レンジは1.0〜1.3倍、短期的な上昇余地は十分にあると見られます。割安なバリュエーション・小型IPO・地域密着型の強みを生かし、堅実に運用できる可能性があります。

ただし、今期の特損による減益リスク・成長の鈍化リスクは無視できません。初値狙いの短期目線なら参戦、長期保有を目指すなら業績回復やトレンド性を注視するのが賢いやり方といえるでしょう。

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