新NISAでの分配金投資と来年改正の「プラチナNISA」違いまとめ

資産運用、投資信託、NISA

新NISA(つみたて+成長投資枠)における分配金の扱いや、来年以降導入予定の「プラチナNISA」について、分配金ありの投資信託が買えるのか?どちらが向いているのかを実例も交えて丁寧に解説します。

新NISA 成長投資枠では分配金ありでもOK?

NISAの成長投資枠(年間240万円)は上場株式、ETF、投資信託の配当金・分配金ともに非課税です。例えば高配当ETFを買って分配金を受け取るのは問題ありません。[参照]

ただし、「毎月分配型投信」はつみたて枠・成長枠とも対象外で、NISA口座では購入できません。

プラチナNISAとは?どう違う?

2026年以降に65歳以上向けに設けられるプラチナNISAでは、毎月分配型投信を非課税対象にできる点が最大の違いです。[参照]

目的も異なり、新NISAは資産形成向け、プラチナNISAは生活資金を「取り崩す」用途に向いています。

プラチナNISAのメリット・注意点

メリットは、毎月分配金の非課税受領や高齢者の生活資金に適した運用が可能な点。

注意点として、毎月分配型は「特別分配」で元本が減るリスクや信託報酬が高い点があります。[参照]

具体例:高配当ETFと毎月分配型の使い分け

① 高配当ETFは成長枠で購入→分配金が非課税で戻るので長期投資向き。

② 毎月分配型投信はNISAでは買えず、プラチナNISA待ち。生活費の補填に活用するならこちら。

まとめ

新NISA 成長枠では分配金ありのETF・株の運用OK。ただし毎月分配型は対象外。

プラチナNISA(2026年以降)は65歳以上向けで、毎月分配型投信が非課税対象になるため、老後資金を定期収入として使いたい人に適しています。

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